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一般社団法人日本建築学会が示す「浮遊菌量1000 cfu/m³」の根拠と、MIST工法®による安全・快適な住環境づくり

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一般社団法人日本建築学会が示す「室内浮遊菌量1000 cfu/m³」とは? カビ・菌対策の新常識をMIST工法®カビバスターズ東京が徹底解説

一般社団法人日本建築学会が示す「室内浮遊菌量1000 cfu/m³」とは? カビ・菌対策の新常識をMIST工法®カビバスターズ東京が徹底解説

2025/01/29

一般社団法人日本建築学会が示す「室内浮遊菌量1000 cfu/m³」とは?


カビ・菌対策の新常識をMIST工法®カビバスターズ東京が徹底解説

家から学校・病院まで、室内環境を守るための浮遊菌対策とMIST工法®の効果的な活用術

皆さま、はじめまして。MIST工法®カビバスターズ東京のブログへようこそお越しくださいました。当ブログでは、建物の中で見えないところに潜むカビや浮遊菌の実態、そして日本建築学会や厚生労働省、さらには文部科学省などが示す衛生基準を踏まえながら、カビや菌に対してどのように対策を行っていけばよいのかをわかりやすくご説明していきたいと思います。

ここ数年、住まいに求められる性能や衛生基準は大きく変化しています。高気密・高断熱化が進むことで快適性が高まる一方、換気や湿度管理に気を配らないと、室内の浮遊菌やカビが増殖しやすい環境をつくってしまうおそれがあります。特に、日本建築学会が住宅における適切な浮遊菌量の目安として示している「1,000 cfu/m³」という数値は、私たちが日常的に呼吸する空間を清潔に保つうえで非常に重要な目安です。また、学校や病院など、多くの人が利用する公共性の高い施設では、さらに厳しい基準や対策が求められています。

そうした背景の中、私たちカビバスターズ東京では、独自開発の**MIST工法®**を用いて、カビの発生源を根本から除去し、再発を防ぐための施工を行っています。カビを「その場しのぎの対処」で終わらせず、空気質や建物の構造、使われる資材にも目を向けながら、総合的に環境を改善することで、より健康的で安心・安全な住まいや施設を実現することを目指しています。

これからの記事では、浮遊菌の基礎知識から、カビや菌の計測方法、そして具体的な対策事例などを取り上げてまいります。どうぞ最後までお付き合いいただき、皆さまの暮らしや建物を守る一助としてご活用いただければ幸いです。今後とも、MIST工法®カビバスターズ東京をよろしくお願いいたします。

参考サイト:https://www.aij.or.jp/

目次

    はじめに:日本建築学会が示す「浮遊菌量1000 cfu/m³」とは?

    建築学会が目指す空気環境の指標と暮らしへの影響

    私たちが日常生活を送るうえで欠かせない「空気」。地球上のどこでも当たり前に存在する空気ですが、住まいや施設などの「室内環境」を考えるときには、その質や清浄度が私たちの健康や暮らしに大きく影響を及ぼすことをご存じでしょうか。たとえば、ほこり、ダニ、化学物質など、室内にはさまざまな浮遊物が混在しており、その中には細菌や真菌(カビ)といった微生物も含まれています。この「浮遊菌量」を一定の基準以下に保つことは、アレルギーや感染症のリスクを抑え、快適かつ安全な住環境をつくるうえで非常に重要です。

    一般社団法人日本建築学会(以下、建築学会)は、建築物に関わるさまざまな分野の専門家が集まる学術団体として、構造や空調・衛生、設計思想など多角的な検討を行い、その成果をガイドラインや基準として示しています。そうした建築学会の提言の一つに、「住宅の室内浮遊菌量の目安を1000 cfu/m³とする」という考え方があります。cfuという単位は「Colony Forming Unit(コロニー形成単位)」の略で、培養実験によって菌が増殖し目に見えるコロニーを形成する数を表したものです。つまり、空気1立方メートルあたりに細菌がどのくらい含まれているかを示すわかりやすい指標といえます。

    では、なぜこの「1000 cfu/m³」という値が示されているのでしょうか。まず背景として、私たちが日常的に呼吸する空気には、自然環境から屋内に侵入する微生物や、私たち自身の活動(衣服の繊維、皮膚からの落屑など)によって増加する菌が一定数存在します。しかし、適切な換気や清掃が行われている環境では、その浮遊菌数は比較的低い水準に抑えられ、健康リスクは大きくありません。一方で、湿度が非常に高い、あるいは換気がほとんど行われていないなど、不適切な環境下では、カビや細菌が急増し、アレルギー症状が出やすくなったり、感染症のリスクが高まったりする可能性があります。建築学会が「1000 cfu/m³」を示すのは、日常の生活習慣や建物の清掃状況、空調・換気設備が適切に管理されていれば、多くの住宅においてこの水準をクリアでき、健康を損ねない空間を保てるという研究・実務上の積み重ねに基づいています。

    また、浮遊菌量のみならず、カビ(真菌)やダニ、さらにはホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)など、室内空気質の指標は多岐にわたります。これら複数の要素を総合的に管理することで、初めて真の意味で「快適かつ安全な住環境」が実現するのです。特に日本の住宅は、高気密・高断熱化が進むことでエネルギー効率が高まる一方、換気が不十分になりやすいという一面を抱えています。そのため、断熱性能と同等、もしくはそれ以上に「通風・換気」の確保が重要視されています。

    学校や病院のように、多くの人が利用する施設においては、浮遊菌数の基準や管理水準がさらに厳しくなる場合があります。大量の人々が出入りし、時には感染症を引き起こす可能性のある病原菌を持つ人が訪れる空間では、衛生管理の基準値が高く設定されやすいのです。たとえば、病院の手術室や無菌治療室のような環境は、わずかな菌の存在も患者の状態に悪影響を及ぼす可能性があるため、10~100 cfu/m³程度、あるいはそれ以下の水準を維持することを目指すケースも珍しくありません。

    こうした施設において、建築学会の指針はもちろん参考になりますが、厚生労働省や医療関連学会のガイドラインなどとも併せて運用されることが多いです。一方、学校の場合も、文部科学省の「学校環境衛生の基準」では、CO₂濃度や浮遊粉じんなどを中心に基準が定められており、浮遊菌量については数値を厳密に定めていない場合でも、掃除や換気による清浄度の維持が重要視されています。

    では、実際の住宅において、この「1000 cfu/m³」という値を達成するためにはどのような対策が必要なのでしょうか。基本的には、「換気」と「清掃」が最も大切なポイントです。こまめな換気により、室内に滞留する微生物やホコリを外へ逃がすことが可能となります。また、エアコンのフィルターや換気設備のダクトなどを定期的に点検・清掃することで、菌の繁殖源を取り除き、浮遊菌の増加を未然に防ぎます。さらに、湿度管理も欠かせません。日本は高温多湿な季節が長く、カビが繁殖しやすい条件がそろっているため、結露や湿度の上昇を抑えるように気を配ることが理想的です。

    建築学会が示す「室内浮遊菌量1000 cfu/m³」は、絶対的な“安全基準”というよりも、「健康で快適な室内環境を維持するために、ひとつの目安として意識してほしい」という考え方に近いといえるでしょう。私たちが日々暮らす場所だからこそ、衛生面への配慮を怠らず、小さな手間を積み重ねながら、大きな健康リスクを防いでいくことが必要なのです。今後の記事では、より具体的なカビ対策や、MIST工法®を含めた空間改善のポイントを取り上げ、皆さまのお役に立つ情報をお届けしたいと思います。

    室内における浮遊菌のリスクと健康被害

    見えない微生物が引き起こす健康トラブルと、安全な住環境を守る方法とは?

    ● カビやアレルギーとの関係性

    カビをはじめとする真菌や細菌などの微生物は、私たちの身近な室内環境に常在している存在です。一見すると目に見えないため軽視しがちですが、これらが過剰に繁殖するとアレルギー症状をはじめとするさまざまな健康被害を引き起こす可能性があります。たとえば、カビが増殖した部屋に長時間滞在することで、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどのアレルギー反応が誘発されることがあります。さらに、アトピー性皮膚炎や気管支喘息など、もともとアレルギー傾向がある方の場合は、症状が悪化しやすくなるリスクが高まります。
    また、カビは湿度の高い場所を好み、日当たりや換気が不十分なスペースで発生しやすいという特徴を持っています。たとえば、浴室やキッチン、押し入れの奥など、湿気がこもりやすい環境を放置していると、カビの増殖を招くだけでなく、胞子が室内の空気中に浮遊し、知らず知らずのうちに吸い込んでしまうこともあるのです。その結果、アレルギー症状の原因となるアレルゲンが室内中に拡散し、室内空気質を一気に悪化させる恐れがあります。
    こうしたカビや細菌を徹底的に抑制するためには、湿度管理と定期的な清掃、そして十分な換気が欠かせません。さらに、カビ取り剤の使用だけではなく、根本原因である水分や結露の発生源を特定し、断熱や通気対策などで総合的に改善することが望ましいでしょう。カビ自体は自然界に広く存在しており、完全にゼロにするのは難しいですが、アレルギーを含めた健康被害を防ぐためには「増やさない」「広げない」環境づくりが最も重要なポイントです。

    ● 高気密・高断熱住宅で注意すべきポイント

    近年の住宅では、冷暖房効率を高めるために「高気密・高断熱化」が進んでいます。これは夏の暑い空気や冬の冷たい空気を遮断し、室内を快適な温度に保ちやすくするうえで非常に効果的ですが、一方で注意しなければならないのが「換気不足」による室内空気の汚染リスクです。従来の住宅と比べて外部との空気のやり取りが減少するため、一度室内に入り込んだ湿気や浮遊菌、VOC(揮発性有機化合物)などが滞留しやすくなるのです。
    特に日本は湿度の高い気候であることから、室内に結露や水分が溜まりやすい環境が整いやすいともいえます。結露した窓枠や壁の隙間にカビが生え、それが胞子を飛ばすことで部屋全体にカビ菌が広がると、アレルギー症状や嫌なニオイの原因にもつながります。さらに、断熱材の内部や目に見えない壁の中でカビが発生することもあるため、表面上はきれいに見えていても、実際には深刻な状態に陥っているケースも珍しくありません。
    こうした問題を未然に防ぐためには、まず計画的な換気システムを正しく運用することが欠かせません。24時間換気の仕組みが備わっている住宅であれば、フィルターの定期的な清掃や部屋の閉め切り状態を避ける工夫をするだけで、室内に溜まった湿気や浮遊菌を効果的に排出できます。また、空調設備だけに頼るのではなく、窓を開けるなど自然換気を取り入れることで、効率的に空気を循環させることも大切です。さらに、湿気がこもりやすい場所(キッチン、浴室、押し入れなど)を定期的に点検し、適度な除湿や清掃を行う習慣を身につけることが、カビや菌の抑制につながります。高気密・高断熱住宅だからこそ、適切な環境管理とメンテナンスによって、そのメリットを最大限に活かしながらリスクを最小限に抑えることが重要です。

    用途別の基準と対策

    施設の特性を理解して、最適な浮遊菌対策を実践しよう

    ● 学校での環境衛生管理

    学校は多くの児童・生徒が長時間を過ごす教育の場であり、教室・体育館・図書室・実験室などさまざまな用途の空間が存在します。そのため、一カ所でもカビや細菌が増殖していると、子どもたちにアレルギー反応や感染症が広がるリスクがあることが大きな問題です。特に教室内では、生徒が絶えず出入りし呼吸や活動をするため、浮遊菌や微細なホコリなどが停滞しやすい環境になりがちです。文部科学省が示す「学校環境衛生の基準」においては、CO₂濃度や浮遊粉じんの管理が重要とされていますが、浮遊菌対策もまた欠かせないポイントの一つです。
    実際、学校では定期的な清掃や換気が義務づけられているほか、室内の湿度管理も大切です。教室や廊下はもちろん、体育館などの大空間でも、利用後や季節の変わり目にこまめに換気を行うことで、菌やカビの発生を防ぐことができます。また、特に注意したいのは部活動などで使われる道具や更衣室の環境です。運動部で使用するマットや制服などが汗や湿気を吸い込むと、菌やカビが繁殖しやすくなるため、保管時にしっかり乾燥させたり洗濯したりすることが推奨されます。
    さらに、エアコンや換気扇などの設備点検を怠らないことも重要です。フィルターにホコリやカビの胞子が蓄積していると、運転時にそれらが教室内に拡散され、アレルギー症状を引き起こす原因になる可能性があります。こうした総合的な衛生管理を徹底することで、学校という学びの場を安心して過ごせる空間に維持できるのです。

    ● 病院・医療施設における感染対策

    病院や医療施設では、一般の住宅や学校とは比較にならないほど厳格な衛生管理が要求されます。なぜなら、抵抗力の弱い患者や高齢者、あるいは重篤な疾患を抱える人々が多く集まるため、わずかな菌やカビの存在が感染症を誘発し、生命にかかわる重大なリスクをもたらす可能性があるからです。厚生労働省や医療関連学会のガイドラインでは、エリアごとに求められる清浄度基準が細かく定められており、とりわけ手術室やICUなどのクリティカルエリアでは、浮遊菌をほぼゼロに近づけるような高度な空調設備や滅菌対策が実施されています。
    しかし、病院全体をクリーンルームのように管理することは現実的に困難なため、ゾーニングという考え方が重要です。すなわち、感染リスクが高い区域(手術室や無菌治療室など)にはより厳重な空調・換気設備やHEPAフィルターを設置し、外来や待合室など人の出入りが多いエリアも定期的に消毒・清掃を行うことで、院内感染を最小限に抑えるよう努めます。また、職員や面会者が院内に持ち込む菌を防ぐため、手洗いやマスクの徹底、使い捨てカバー類の活用など基本的な衛生管理も欠かせません。
    さらに、空調設備のメンテナンスや水回りのカビ対策も見逃せない課題です。給排気口やフィルターが汚染されていると、病室や診療スペースへ微生物が拡散するおそれがあるため、施設管理部門が定期的な点検を実施し、必要に応じて専門業者の力を借りることも重要です。こうした多面的な感染対策を行うことで、患者だけでなく医療スタッフや訪問者までも含めた安全・安心な医療環境を維持することが可能になります。

    MIST工法®とは?

    画期的な施工方法でカビを根本からブロック!MIST工法®の実力と特徴を徹底解説

    ● カビバスターズ東京のカビ除去・防カビ施工

    カビバスターズ東京は、その名のとおりカビの発生源を徹底的に調査し、効果的な施工によって再発を防ぐ専門業者です。なかでも、独自開発の**MIST工法®は、微粒子のミストを使用して薬剤を空間全体に行き渡らせるため、壁や床の表面はもちろん、目に見えない隙間や構造材の内部などにも薬剤がしっかりと届くよう設計されています。一般的なカビ取り作業では、表面的にカビを拭き取って終わるケースが多いものの、実際には壁裏や床下、天井などに根を張るように広がったカビ胞子が取り残され、後から再発するリスクが残りがちです。しかしMIST工法®は、カビを根ごと断ち切るように施工が行われるため、「その場しのぎ」ではなく「再発防止」**という観点で大きな成果を上げています。

    さらに、カビバスターズ東京では、単純に薬剤を散布するだけでなく、事前の徹底調査によってカビが発生した原因や箇所を特定し、必要に応じて防カビ処置だけでなく建物自体の環境改善に関するアドバイスも行います。たとえば、湿度が過度に高い空間には換気計画や除湿設備の見直しを提案したり、結露が生じやすい窓まわりや押し入れ・クローゼットの改善策を講じるなど、施工後にカビが再び発生しないようにするための対策を包括的にサポートしているのです。これは、カビの根本原因を無視したまま表面だけきれいにしても、結局は同じ場所にカビが再発してしまう可能性が高いという経験則にもとづいています。

    また、カビ除去や防カビだけでなく、施工作業後のアフターフォローも充実していることがカビバスターズ東京の強みです。必要に応じて浮遊菌量の測定や、室内空気質に関するアドバイスを行うことで、施主や住人の方が長期にわたって安全で快適な住環境を維持できるよう心がけています。こうした総合的なサービスを通じて、住宅はもちろん、学校や病院、商業施設など多種多様な建物で、健康リスクを最小限に抑える施工を実現しているのです。

    ● 一般的な施工との違いと優位性

    一般的なカビ対策としては、市販のカビ取り剤やアルコール消毒液などを用いて、目に見えるカビを拭き取るだけ、あるいは壁紙の張り替えをするだけという事例が多いかもしれません。もちろん、こうした方法でも一時的には目に見える部分のカビは除去できるでしょう。しかし、カビという微生物の厄介な点は、胞子が壁の内部や空気中に広がっている場合が多く、表面だけを処理しても根本的な解決にならないことが多いということです。特に壁紙を剥がしてみたら内部のボードが黒く変色していた、あるいは天井裏にカビが大規模に繁殖していたといった事態も珍しくありません。

    MIST工法®の優位性は、微粒子を用いたミスト状の薬剤散布によって、こうした目に見えにくい部分にもアプローチできる点にあります。通常のスプレー型カビ取り剤は、噴霧しても表面にしか付着しないため、壁や天井の奥深くまで成分が浸透しにくいのが実情です。一方でMIST工法®は、その場で霧状にした薬剤が空間の隅々まで行き渡り、壁や床との接合部、断熱材周辺など、一度の施工では手が届きにくい場所に対しても施工を行い、徹底的なカビ抑制効果を狙えます。これは、気密性が高い日本の住宅環境では特に有効で、同じ施工を繰り返す必要が少ないため、施主や居住者にとって経済的なメリットもあるのです。

    さらに、MIST工法®では、薬剤の選定にもこだわりを持っています。人やペットへの影響を最小限に抑えつつ、カビの根源をしっかりと除去できる成分を採用し、作業後の換気やクリーニングについても丁寧にガイドしています。そのため、小さな子どもや高齢者、アレルギー体質の方がいる家庭でも安心して利用できるのが大きなポイントです。施工後のアフターチェックやメンテナンスも手厚いことから、「施工直後はきれいになったけれど、しばらくするとまたカビが発生してしまった」という事態を大幅に軽減できるよう設計されているのです。

    一般的な施工が“応急処置”にとどまりがちである一方、MIST工法®はカビの再発防止と、室内全体の空気質向上に重きを置いている点で大きく異なります。カビは一度繁殖すると、胞子を飛散させて家のさまざまな場所に影響を及ぼすため、広範囲かつ継続的な対策が必須です。だからこそ、MIST工法®による施工が注目を集めており、カビ問題で困っている人や、健康被害を未然に防ぎたいと考える建物オーナーにとって強い味方になっているのです。

    施工事例の紹介

    住まいから公共施設まで安心を届けるMIST工法®の実績とその効果

    ● 住宅でのカビ対策事例

    戸建て住宅やマンションなど、私たちが日常生活を営む住まいのなかでカビが生えると、見た目の不快感だけでなく、住人の健康に影響を及ぼす可能性があります。たとえば、押し入れやクローゼットの奥で発見したカビの除去を怠り、そのまま放置してしまうと、胞子が拡散して衣類や寝具にまで広がるケースが少なくありません。また、水回りや玄関周辺など、日ごろから湿気が溜まりやすいスペースを見落としていると、知らず知らずのうちにカビ被害が大きくなってしまうこともあります。
    こうした住宅内のカビ被害に対し、MIST工法®を導入した事例では、まず発生源の特定を徹底的に行い、その後、カビの取り残しがないよう空間全体をミスト処理することで、目に見える部分と見えない部分の双方を同時にケアしています。たとえば、リビングの壁紙裏にカビが発生していた現場では、壁紙を部分的にめくって下地の状態を調査し、原因となる結露や配管の水漏れの有無を確認したうえで施工を実施しました。施工後には、同じ箇所の再発を防ぐため、通気や断熱処置に関するアドバイスを行い、住まいの構造そのものから改善を図る取り組みを行ったのです。
    また、寝室や子ども部屋でも施工事例が多くあり、空調設備のフィルターや換気口の汚れによって部屋全体の空気が汚染されていたケースも見られます。MIST工法®による微粒子のアプローチは、こうしたフィルターや換気ダクトの奥に入り込んだ微生物をも効果的に排除できるため、アレルギー体質の方からは「夜間の咳や目のかゆみが軽減した」という嬉しい声も寄せられています。住宅のカビ問題は、見た目だけでなく健康や暮らしの質に直結するからこそ、専門知識と高度な施工技術が求められる分野だといえます。

    ● 学校・病院などの施設導入例

    学校や病院、介護施設など、人が多数集まる公共性の高い場所は、カビや菌の管理において特に厳格な対策が求められます。学校では、生徒たちが日々長時間を過ごす教室や体育館、さらに図書室や音楽室など用途が異なる部屋が多いため、それぞれの空間特性に合わせたカビ対策が必要になります。たとえば、床にマットを敷き詰める体育館や部活動用の倉庫では、湿った運動具やユニフォームが長期間放置されることでカビや嫌なニオイが発生しやすく、これが浮遊菌の増加を招く原因にもなりがちです。MIST工法®を導入したケースでは、こうした普段は目が届きにくい隅々まで一括して対策を施すことで、部活動に伴うカビ問題を大幅に軽減できたという報告があります。
    一方、病院やクリニックなどの医療施設では、免疫力の低い患者や高齢者、そして医療スタッフの衛生面に配慮し、限りなくクリーンな空気環境を保つことが理想となります。たとえば、待合室や病室で見えない部分にカビが潜んでいると、院内感染を誘発するリスクにもつながりかねません。また、手術室やICUなど高度な清浄度が要求される場所では、空調設備のフィルター汚れやダクト内の微生物が大きな課題となることがあります。こうしたケースでMIST工法®を採用すると、独自の微粒子噴霧技術が通常の消毒作業ではカバーしきれない箇所にまで行き届き、清浄度を高いレベルで維持しやすくなるメリットがあるのです。
    さらに、介護施設や福祉施設でも、カビや菌による健康被害が軽減されることで入居者への負担が減り、スタッフの業務効率にもプラスの効果をもたらします。施設全体の空調管理や定期的なカビモニタリングと組み合わせることで、長期的に快適な環境を保持することが可能になります。このように、学校や病院などの公共性の高い施設でMIST工法®が導入される背景には、建物の機能性・衛生面・そして利用者の安全と快適性を総合的に向上させるための大きな期待があるといえるでしょう。

    浮遊菌管理と再発防止のためにできること

    ふだんの暮らしと建物のしくみから考える、浮遊菌を増やさないための実践的アプローチ

    ● 日常の換気・清掃のポイント

    私たちが普段生活している室内では、呼吸や調理、入浴などの活動によって湿度や二酸化炭素濃度が上昇し、それに伴って浮遊菌も増えやすい環境が生まれます。そこで鍵となるのが、こまめな換気と定期的な清掃です。まず、天気や気温に応じて窓を開けるなどの自然換気を取り入れることで、停滞した空気を屋外へ逃がし、新鮮な空気を室内に取り込みます。特に梅雨や冬場など、窓を閉め切りがちな季節は意識して換気を行い、過剰な湿気やホコリを取り除くことが大切です。24時間換気システムが備わっている住宅であれば、常に運転しておくほか、フィルターの定期的な掃除もお忘れなく。フィルターにホコリやカビが付着すると、換気効率が落ちるだけでなく、浮遊菌を拡散する原因にもなりかねません。

    また、掃除の際には床や棚の上だけでなく、壁の隅やカーテン、布製のソファなど、ホコリが溜まりやすい場所を重点的にケアしてあげると効果的です。例えば、掃除機はろ過性能の高いフィルターを備えたものを使用し、排気から再びホコリが舞い上がらないように注意しましょう。床拭きは乾拭きだけでなく、除菌成分を含む洗剤やアルコールで拭くことで、カビや菌をある程度抑制できます。さらに、エアコンを活用する際には、冷房・暖房両方のシーズン前に内部のカビ洗浄やフィルター清掃を行い、きれいな空気を循環させるように心がけると安心です。日常生活の中で小さな工夫を重ねるだけでも、浮遊菌の増加やカビの発生を大きく抑えることにつながります。

    ● 建物構造や設備点検の重要性

    浮遊菌の管理と再発防止を考えるうえでは、日々の換気や清掃といった「表面的な対策」だけでなく、建物の構造や設備そのものに起因する問題を把握し、適切にメンテナンスすることが欠かせません。たとえば、高気密・高断熱の住宅は省エネ性能に優れていますが、同時に湿気がこもりやすく、カビや細菌が繁殖しやすい環境をつくりやすい面もあります。そのため、断熱材の施工不良や結露が起きやすい窓まわり、壁の内側などを定期的にチェックし、少しでも異常があれば早めに対処することが理想的です。結露や雨漏りが原因で内部に水分が入り込むと、表面だけでなく構造体自体がカビの温床になってしまい、建物寿命の短縮や大規模な修繕費用の発生につながる恐れもあります。

    また、換気扇や換気ダクト、エアコンなどの設備点検も重要です。フィルター交換を怠ると空気の循環が滞り、菌やホコリが内部に蓄積されてしまいます。さらに、空調設備内部でカビが繁殖すると、稼働時に大量の胞子が室内に拡散されるリスクが高まります。定期点検によって見えない部分の汚れや故障を早期に発見し、必要に応じてクリーニングや部品交換を行うことで、浮遊菌の発生源を抑えられるでしょう。また、給排水設備にも注目すべきポイントが潜んでいます。配管の劣化や接合部の不具合による微妙な漏水は、じわじわと壁や床を湿らせ、カビの温床を作り出す要因になるのです。こうした問題を放置すると、目に見える形で症状が出る頃には被害が深刻化してしまうケースもあります。したがって、専門家による定期点検を受けながら、建物のしくみ全体を意識した総合的なメンテナンスを行い、健康的で快適な住環境を長期的に維持できるよう心がけることが大切です。

    まとめと今後の展望

    安全と清潔を未来へつなぐ、室内環境管理への新たなステップ

    ● 健康で快適な住環境を守るために

    健康被害をもたらすカビや菌を抑えるためには、日常的な換気や清掃の工夫だけでなく、建物の構造や空調・換気設備のメンテナンスなど、多角的な取り組みが必要です。とくに日本の住宅は高気密・高断熱化が進み、エネルギー効率の面では大きなメリットがある一方、湿気がこもりやすいというデメリットも抱えています。壁の内部や天井裏に結露が発生することでカビが繁殖し、最初は小さな被害だったものが、やがて住人の健康にまで影響を与えるケースも少なくありません。こうしたリスクを避けるためには、室内環境を定期的に見直し、カビや菌が繁殖しにくい条件を整えていくことが重要です。

    さらに、家族や利用者にとって安心できる住環境を維持するためには、専門家の目を取り入れることも大切です。たとえば、MIST工法®のように住宅や施設全体を総合的に点検・施工する手法を検討することで、目視では捉えられない箇所へのアプローチも可能になります。また、カビや菌が原因となるアレルギー症状や健康リスクについて学び、正しい情報を共有することも欠かせません。特に小さなお子様やご高齢の方、持病をお持ちの方がいる家庭や施設では、空気質のわずかな変化が生活の質に大きく影響します。だからこそ、浮遊菌をはじめとする室内汚染を「見えない敵」として軽視せず、着実に対策を積み重ねていくことが、今後の社会においても大きな価値を持つのです。

    ● 最新の基準・技術情報の注視とアップデート

    浮遊菌やカビ対策にまつわる基準は、学術研究や社会的要請の変化に伴って日々進化しています。たとえば、日本建築学会が示す「室内浮遊菌量1000 cfu/m³」という目安も、今後の研究成果や住宅性能の向上によって見直しが行われる可能性があります。また、学校や病院といった公共施設における基準も、文部科学省や厚生労働省のガイドライン、さらには各種学会の研究成果を受けて段階的に更新されていくでしょう。実際に、海外の先進事例を参考にして日本の基準がアップデートされるケースもあり、常にアンテナを張って情報収集を行うことが欠かせません。

    そうした背景を踏まえると、私たちが実践するカビ・菌対策も、決して一度きりの施工で終わりにするのではなく、継続的なモニタリングや定期的な点検を通じてアップデートしていくことが理想的です。たとえば、新しい除菌・防カビ剤の登場や、より微細な粒子を効率よく拡散させる噴霧技術など、建築工法や設備の発展に応じて取り入れられる先端技術は数多くあります。また、スマートホーム化によって室内の温度や湿度を自動制御するシステムが普及すれば、浮遊菌の増加リスクをリアルタイムで検知・抑制することが可能になるかもしれません。こうした最新の知見や設備を適切に導入し、現場でのノウハウを蓄積していくことが、これからの住環境管理の要になります。最終的には、人々が当たり前のように安心して暮らせる社会をつくるため、私たちは常に最新情報に目を向けながら、より高いクオリティの施策を追求していく必要があるのです。

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