狛江市キッチン・床下カビ調査|含水率・負圧検査で原因特定
2026/05/07
目次
キッチンの流し台下に何度掃除してもカビが生える。それは「構造的な問題」かもしれません
「流し台の下を掃除してもすぐカビが戻ってくる」「カビ臭いが原因がわからない」──そんな悩みを抱えているなら、それは表面的なカビではなく、住宅の構造に起因したカビである可能性が高いです。
今回ご紹介するのは、東京都狛江市にある築10年・木造2階建て戸建て住宅での実際のカビ調査事例です。カビバスターズ東京では、カビ業者として現地に伺い、含水率検査・負圧検査・床下調査を含む3時間にわたる詳細調査を実施しました。この記事では、調査で判明した原因・使用した検査手法・推奨する対策について、専門家の視点からわかりやすく解説します。同じような症状でお困りの方は、ぜひ最後までお読みください。
調査概要──狛江市・木造戸建て住宅でのカビ検査・カビ調査の全貌
対象物件の基本情報
今回の調査対象は以下の物件です。
所在地:東京都狛江市
構造:木造2階建て戸建て住宅
築年数:築10年
調査箇所:1階キッチン(流し台下)・床下全体
調査内容:負圧検査・含水率検査・床下含水率検査
調査時間:約3時間
狛江市は多摩地域の東端に位置し、多摩川沿いの低地部も多く、地下からの湿気が上がりやすい地形的特性を持っています。木造住宅においては、床下の湿度管理が特に重要な地域の一つです。
調査に至った経緯
施主様からご相談いただいたきっかけは「キッチンの流し台下に何度掃除してもカビが発生する」「カビ臭がする」というものでした。
定期的に清掃をしているにもかかわらず、数週間後には再び白カビが発生するという繰り返しの状況。市販のカビ取りスプレーで対応しても根本的な解決に至らず、カビ取り業者への相談を決断されました。
こうしたケースでは、「見えているカビ」だけを除去しても問題は再発します。カビが繰り返し発生するということは、その空間に恒常的なカビの発生要因、すなわち湿気・栄養源・温度の三条件が整い続けているということを意味します。カビバスターズ東京では、このような再発を繰り返すカビ問題に対し、原因を科学的に特定するためのカビ検査・カビ調査を実施しています。
実施した検査の内容と結果
負圧検査・含水率検査・床下調査
負圧検査とは何か──見えない空気の流れを数値で捉える
負圧検査とは、ある空間内の気圧が周囲に対して低い(負圧状態にある)かどうかを確認する検査です。負圧状態とは、外部から空気が引き込まれやすい状態を指します。
住宅のキッチン下では、給排水管・ガス管・電気配線などが床を貫通しており、そこに隙間があると、床下の空気が室内に引き込まれます。床下の空気は湿度が高いことが多く、その湿った空気が室内に常に流入することで、キッチン下部の湿度が慢性的に高くなり、カビの繁殖に最適な環境が形成されます。
今回の調査では、排水管部の風速を計測したところ、2.5m/sという数値が検出されました。この数値は、床下の空気がキッチン下へ相当量引き込まれていることを示しており、負圧状態が明確に確認されました。
排水管の貫通部分に隙間があれば、そこが「床下から室内への湿気の通り道」となります。今回の物件では、給排水管・ガス管・配線のすべてにおいて、貫通部の負圧止め(気密処理)が施されていない状態でした。
含水率検査の結果──キッチン本体の数値が示す深刻な湿潤状態
含水率検査は、木材や建材に含まれる水分の割合を計測する検査です。木材の場合、含水率が20%を超えるとカビが発生しやすくなり、30%を超えると腐朽菌(木材腐朽菌)の活動が活発化し、建材の劣化が進むリスクが高まります。
今回の計測では、キッチン本体の含水率が36.5%という数値を示しました。これは、カビが発生して当然の湿潤状態であることを明確に示しています。
この数値の背景には、前述の負圧による湿気の引き込みが継続的に行われてきたことがあります。床下の湿った空気がキッチン下に流入し続けることで、キッチン本体の木材・合板部分が長期間にわたって高湿度にさらされた結果、含水率が異常に高い状態となっていました。
床下調査──カビ臭と高含水率が示す深刻な実態
キッチン下部の状況から、床下への拡大調査を実施しました。床下に入った時点で強いカビ臭が充満しており、目視でも複数の箇所でカビの発生が確認されました。さらに、鉄部(金属製の金具・パイプ等)に錆が発生している箇所も確認され、長期間にわたって高湿度状態が続いていたことが裏付けられました。大引き(床下の主要構造材)の含水率を計測したところ、25.4%という数値が検出されました。先述の通り、木材は含水率20%を超えるとカビが発生しやすくなります。25.4%という数値は、カビの発生・定着・繁殖に十分な環境が整っていることを示しています。
また、立上りコンクリート(基礎の立上り部分)の含水率も高い状態であり、地面からの水分蒸発が床下全体に影響を与えている状況が確認されました。
床下は普段目にすることがない場所ですが、住宅の構造的な健全性にとって非常に重要なエリアです。今回のように、床下でカビが繁殖し構造材の含水率が高い状態が続くと、シロアリ被害のリスクも高まるほか、将来的な木材の腐朽・建物の耐久性低下につながります。
原因の特定──負圧止め未施工が引き起こした連鎖的カビ問題
今回の調査で特定されたカビ発生の根本原因は以下の通りです。
原因その1:負圧止め(気密処理)が施されていなかった
キッチンの給排水管・ガス管・電気配線が床を貫通する箇所に、気密処理(負圧止め)が一切施されていませんでした。このため、床下と室内が直接つながった状態となっており、床下の湿った空気がキッチン下へ継続的に流入していました。
風速2.5m/sという数値は、この空気の流れがかなりの勢いであることを示しています。これだけの空気量が常時流入していれば、いくらキッチン下を清掃・除カビしても、湿気の供給が止まらない限りカビは必ず再発します。
原因その2:床下自体の湿度環境が悪化していた
床下の湿度が高い状態にあったことも確認されました。多摩地域の低地部に近い狛江市では、地盤からの水分蒸発が床下に影響しやすい環境があります。
今回の物件では、床下換気の機能が適切に維持されていなかった可能性があり、床下全体が高湿度状態にあったと考えられます。これにより、床下で発生したカビ・腐朽リスクがさらに高まっていました。
原因その3:築10年という節目のリスク
築10年前後は、住宅の各部位における経年劣化が顕在化しやすい時期です。特に木造住宅では、外壁・屋根・基礎・床下などに初期工事の施工品質が影響として現れやすく、換気設備の劣化・シーリング材の収縮なども発生します。
今回のケースでも、新築時には問題がなくても、10年間の使用を経て気密処理の不具合が顕在化したか、あるいは初期から施工がなされていなかったかのいずれかが考えられます。
見落とされがちな重大リスク──キッチンカビは食中毒の原因になる
キッチンのカビが食品・調理器具に与える影響
キッチンの流し台下に発生したカビは、単なる「見た目の問題」や「臭いの問題」にとどまりません。食品を扱う空間に近接した場所でカビが繁殖することは、食中毒リスクを直接的に高める深刻な衛生問題です。カビは目に見える部分だけでなく、胞子を空気中に大量に放出します。流し台の下で白カビが大量発生している状態では、調理中に開閉するシンク下の扉や、日常的な調理の振動によって、カビ胞子がキッチン周辺の空気中に舞い上がります。その胞子が食材・まな板・調理器具・食器などに付着することで、食品汚染が起こるリスクがあります。
カビ毒(マイコトキシン)による健康被害
カビの中には、マイコトキシン(カビ毒)と呼ばれる有害物質を産生する種類が存在します。マイコトキシンは熱に強く、加熱調理をしても毒素が分解されないケースがあるため、食品に混入した場合に食中毒や慢性的な健康被害を引き起こす危険があります。
特に注意が必要な症状として、以下が挙げられます。
吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などの急性消化器症状
慢性的な倦怠感・頭痛・集中力の低下
アレルギー症状の悪化(鼻炎・皮膚炎・喘息の誘発)
免疫力が低下している方・乳幼児・高齢者への影響が特に大きい
今回の狛江市の事例のように、流し台下のカビが長期間放置された状態では、日常的にこうしたリスクにさらされ続けている可能性があります。
食中毒予防の観点からも、カビ業者による専門調査が必要な理由
市販のカビ取りスプレーによる表面処理では、カビの菌糸や胞子を根本から除去することはできません。一時的に見えなくなっても、菌糸が素材の内部に残存している限り、胞子の放出は継続します。食の安全を守るためにも、カビ取り業者による専門的なカビ検査・カビ調査を実施し、カビの種類・発生範囲・原因を正確に把握したうえで、適切な除カビ処理を行うことが不可欠です。特にご家族に乳幼児・高齢者・アレルギー体質の方がいる場合は、早急な対応を強くおすすめします。
推奨する対策──カビのリセットと構造的改善が不可欠
最優先対策:キッチンの移動と負圧止め施工
最初に取り組むべきは、キッチン本体を一時移動したうえで、給排水管・ガス管・配線の貫通部すべてに適切な気密処理(負圧止め)を施すことです。
この処理を行わない限り、いくらカビを除去しても床下からの湿気流入が続き、カビは必ず再発します。根本的な解決のためには、「湿気の侵入経路を遮断する」ことが絶対条件です。
キッチン本体のカビ除去処理
負圧止め施工と並行して、または施工後に、キッチン本体の除カビ処理を専門業者によって実施することが必要です。
カビバスターズ東京では、木材・合板・樹脂素材など各材質に応じた薬剤・工法を選択し、カビを根から除去する除カビ処理を行います。表面を漂白するだけの処理ではなく、カビの菌糸を分解・除去する専門的なアプローチが必要です。
床下のカビ除去と環境改善
床下については、まず現在発生しているカビを完全に除去する「カビのリセット」を行うことが第一課題です。
カビの胞子・菌糸が残った状態で環境改善のみを行っても、その後に条件が整えば再発するリスクが残ります。専門のカビ取り業者によるカビ除去処理を実施したうえで、以下の環境改善を実施することを推奨します。
床下の清掃(建築ゴミやチリ埃などの除去)
除カビ処理(カビのリセット)
防カビ処理の実施
床下換気の改善(換気扇の設置・換気口の増設)
これらを組み合わせることで、床下を「カビが発生しにくい環境」に整えることができます。
流し台下のカビ・床下カビでお困りの方へ──カビ検査・カビ調査のご案内
こんな症状があれば、早急なカビ調査をおすすめします
以下に当てはまる場合、今回の事例と同様の問題が起きている可能性があります。
キッチンの流し台下に何度掃除してもカビが生える
台所まわりにカビ臭がある
床下からカビ臭がする
築10年前後の木造住宅に住んでいる
床下点検口を開けると湿気やカビ臭を感じる
キッチン・洗面台・浴室まわりの木材が変色している
シロアリ点検でカビ・腐朽を指摘された
こうした症状を放置すると、住宅の耐久性低下・健康被害・シロアリ被害につながるリスクが高まります。早期発見・早期対処が、最も費用対効果の高い選択です。
多摩地域・狛江市周辺でのカビ取り業者をお探しの方へ
カビバスターズ東京は、狛江市をはじめとする多摩地域全域で、カビ検査・カビ調査・カビ除去・床下カビ対策のご依頼に対応しております。多摩地域は多摩川沿いの低地部を抱え、地域によっては地下水位が高く、床下の湿気対策が特に重要な地域です。地域の特性を熟知したカビ取り業者として、現地の環境に合わせた適切な調査・対策をご提案します。
カビバスターズ東京のカビ調査が選ばれる理由
科学的根拠に基づくカビ検査
カビバスターズ東京では、目視だけに頼らず、含水率検査・負圧検査・カビ検査(培養検査・ATP測定など)を組み合わせた科学的アプローチで原因を特定します。今回の事例でも、含水率36.5%・風速2.5m/sという具体的な数値に基づいて原因を特定できたことで、的確な対策のご提案が可能となりました。数値で原因を可視化することで、施主様も納得したうえで対策に進むことができます。
現場経験に裏打ちされた判断力
「キッチン下のカビ=床下の問題」というつながりは、現場経験のないカビ業者には見落とされやすいポイントです。カビバスターズ東京では、長年の施工実績から、表面的なカビの背後にある構造的・環境的な原因を見抜く技術を持っています。「カビを除去するだけ」ではなく、「カビが発生する原因を根本から特定・解決する」ことを使命としています。
施工後の再発リスクを最小化する対策設計
カビ除去後の環境改善まで含めた一貫したご提案を行います。カビを取り除くだけで終わりではなく、再発防止のための環境整備・気密処理・換気改善までをトータルで設計します。狛江市・多摩地域の木造住宅に多い床下湿気問題に対しても、地域特性を踏まえた対策が可能です。
お問い合わせのご案内
床下カビ・キッチンカビは放置するほどリスクが高まります
床下カビや高含水率の状態を放置すると、木材腐朽・シロアリ被害・耐震性の低下が進行します。特に築10年前後の木造住宅は、こうした問題が一気に顕在化しやすい時期です。何度掃除してもキッチン下にカビが戻ってくるその繰り返しの悩みを一人で抱え込まないでください。それは手抜きでも管理不足でもなく、住宅の構造的な問題が原因である可能性があります。「まだ大丈夫」と先送りにするほど、対処にかかる費用と手間が増大します。早期発見・早期対処が、住宅を守る最善策です。今すぐカビバスターズ東京にご連絡ください。
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