千葉県銚子市の新築豪邸(180㎡超)で床下・1階・小屋裏の全面除カビ施工|5日間のカビ対策
2026/04/20
目次
新築住宅を襲った「全館カビ汚染」の衝撃
千葉県銚子市。三方を海に囲まれた高湿度なこの地に建てられた、180㎡超の豪邸が今回の舞台です。入居から間もないにもかかわらず、床下から1階の各居室、さらには小屋裏(屋根裏)までがカビに覆われるという、新築住宅としては極めて異例かつ深刻な事態に陥っていました。ハウスメーカー様より事前調査の依頼を受け判明したのは、床下木材の含水率50%超という衝撃的な数値。さらに、キッチンの排気による「負圧」が、床下の湿気とカビ胞子を居住空間へ猛烈な勢いで引き込むという構造的な問題でした。調査報告を経て、改めてハウスメーカー様より正式なご依頼をいただき、私たちは科学的データに基づいた「5日間の全面除カビ作戦」を決行しました。本記事では、この全面除カビ工事の流れと施工後の再発防止対策について詳しく解説します。床下のカビ取り業者をお探しの方、千葉県や関東エリアでカビ問題にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
前回調査で明らかになった4つの深刻な問題
カビバスターズ東京が実施した事前調査では、以下の4点が主要な問題として浮かび上がっていました。
問題1:各所の負圧問題
キッチンの換気扇が作動すると、高い排気量により住宅内部が著しい負圧状態になります。この状態では、給排水管・ガス管の貫通部の微細な隙間から、床下の湿った空気とカビ胞子が猛烈な勢いで室内に引き込まれます。180㎡を超える大邸宅ゆえに、その引き込み量は通常の住宅をはるかに上回るものでした。同様の現象が小屋裏でも確認されており、ダウンライトの隙間やコンセントなどから、小屋裏の高温多湿な空気が居住空間へと流入していることも判明しました。
問題2:基礎コンクリートからの水分放出
新築住宅の基礎コンクリートは完全に乾燥するまでに数年を要します。その間、コンクリートは床下空間へと大量の水蒸気を継続的に放出し続けます。銚子市特有の高湿度な海洋性気候と相まって、床下空間の湿度は慢性的に高い状態に置かれていました。
問題3:湿気が多いエリア特性
千葉県銚子市は三方を海に囲まれた地形により、年間を通じて湿度が高く、特に夏場は75%を超える日も珍しくありません。この地域の気候特性が、新築住宅であってもカビの発生リスクを格段に高めていました。
問題4:夏季のエアコン過剰冷房による夏型結露
夏場に室内温度を低く設定しすぎることで、高温多湿の小屋裏空気と冷えた室内天井との間に大きな温度差が生じ、「夏型結露」が発生していました。その結露水が断熱材を飽和させ、小屋裏全体のカビ繁殖を加速させていたことが調査で明らかになっていました。
ハウスメーカーからの正式施工依頼
調査結果の報告(4つの深刻な問題)と原因解析を終えた後、ハウスメーカー様より正式に除カビ施工の依頼をいただきました。施工に際しては、床下カビ取り業者であるカビバスターズ東京が主体となりながら、キッチンの脱着・壁の開口・小屋裏断熱材の撤去といった建築的な作業についてはハウスメーカー様に担当いただくという、密な連携体制で臨みました。
施工物件の基本情報
場所 | 千葉県銚子市 |
|---|---|
施設 | 新築戸建住宅(建築面積180㎡超の豪邸) |
施工箇所 | 床下・1階キッチン・1階各部屋・小屋裏 |
施工内容 | 除カビ処理・除菌処理・補修処理 |
施工期間 | 5日間 |
施工概要|5日間の全面除カビ工事
1日目|床下の徹底清掃
カビ除去の土台をつくる清掃工程
除カビ施工の初日は、床下空間全体の徹底的な清掃からスタートしました。床下は、今回の施工において最も汚染が深刻な箇所のひとつです。前回調査時には、基礎コンクリートや立上り部にカビによる変色が確認され、大引きをはじめとする構造木材の含水率が50%を超えているという驚異的な数値が記録されていました。清掃工程では、カビの菌糸や死滅した菌体、ホコリ、有機物などを丁寧に除去していきます。これは後続の除カビ薬剤処理の効果を最大化するために不可欠な工程です。表面の汚染物質が残っていると、除カビ剤の浸透が妨げられ、再発のリスクが高まります。
銚子市の床下は湿気が多いエリアとして知られており、作業者は高い湿度と狭い空間の中、安全装備を着用しながら一つひとつ丁寧に清掃を進めていきました。
2日目|床下の除カビ処理(第1回)
カビバスターズ東京のMIST工法®による除カビ
清掃を終えた床下空間に対し、2日目は本格的な除カビ薬剤の処理を実施しました。カビバスターズ東京が採用するMIST工法®は、微細な霧状の薬液を空間全体に均一に行き渡らせることで、建築材料の細部に入り込んだカビ菌の菌糸に至るまで確実にアプローチします。床下の大引き・土台・根太といった構造木材は、カビが表面だけでなく内部にまで浸食している場合があります。特に今回のケースでは含水率が50%超という飽和状態に達していたため、単に表面を拭いただけでは根本的な解決になりません。MIST工法®の微霧化技術と専用薬剤を組み合わせることで、木材の内部まで薬液が浸透し、カビの菌糸を根元から不活化します。
また、使用する薬剤は食品添加物規格の成分で構成されており、居住環境における安全性が厳格に確認されているものです。人体・ペット・建材への影響を最小限に抑えながら、極めて高い除カビ効果を発揮します。
3日目|床下の除カビ(第2回)+1階キッチンの除カビ
4日目|1階各部屋の除カビ+小屋裏の除カビ
1階各部屋の除カビ:壁の開口処理
4日目は、1階の各居室における除カビ処理を実施しました。前回の調査では、1階の各部屋の壁紙(クロス)に薄っすらとしたピンク色の変色が確認されており、これは壁の内側(石膏ボード側)からカビが浸食しているサインでした。カビが壁の内部に達している場合、表面だけを処理しても再発は避けられません。カビが酷い部屋については、ハウスメーカー様に壁を開口していただき、内部の石膏ボードや構造材に直接アクセスした上で除カビ処理を実施しました。
特に問題だったのが間仕切り壁の内部です。前回調査では間仕切り壁内部の構造用合板の含水率が82.4%という驚異的な数値を示しており、壁体内が完全にカビの温床と化していました。JAS規格における構造用合板の含水率は14%以下が基準であり、その6倍近い水分が含まれていたことを意味します。エアコンで冷やされた部屋と非空調の廊下・隣室の間で生じる温度差、そして負圧によって間仕切り壁の空洞内に引き込まれた床下・小屋裏の湿気が壁体内で結露を起こし、目に見えない壁の内側でカビが爆発的に増殖していた実態が、この数値からも明らかです。
小屋裏の除カビ:断熱材撤去後の全面処理
同日、小屋裏(屋根裏)の除カビ処理も実施しました。前回の調査で、小屋裏に敷き詰められた断熱材が結露水を吸ってぐっしょりと濡れた状態になっていることが確認されており、ハウスメーカー様にその断熱材を事前に撤去していただいた上での施工となりました。断熱材を撤去することで、その下に隠れていた石膏ボードの裏側が露わになります。小屋裏側から石膏ボードの裏面を確認すると、広範囲にわたってカビが繁殖している状況でした。石膏ボードの主成分や表面の紙はカビにとって格好の栄養源であり、一度水分が供給されれば爆発的に増殖します。
銚子市特有の高湿度な外気が小屋裏に滞留し、エアコンで冷却された室内との温度差によって生じた大量の結露水が、断熱材を通じて石膏ボードへ供給され続ける――。この悪循環が、小屋裏を深刻な汚染状態に追い込んでいました。さらに、負圧の影響でダウンライトの隙間や天井の継ぎ目から、小屋裏の高温多湿な空気が居住空間へ引き込まれており、室内環境を悪化させる一因となっていました。
5日目|補修処理と全箇所の除菌仕上げ
カビの原因と再発防止対策
4つのカビ原因まとめ
改めて、今回の施工の根底にある原因は、前回の調査で明らかになった4点に集約されます。
原因1:各所の負圧問題 高い排気量を持つ換気設備が作動することで住宅内部が負圧になり、床下・小屋裏の湿気とカビ胞子が居住空間に引き込まれます。
原因2:基礎コンクリートからの水分放出 新築特有の問題として、硬化途中のコンクリートが長期間にわたって床下に水蒸気を放出し続けます。
原因3:湿気が多いエリア(千葉県銚子市の気候) 海洋性気候による高湿度が、あらゆる要因を増幅させる背景条件となっています。
原因4:夏季エアコンの過剰冷房(常時低温運転) 室内を過度に冷却することで、小屋裏・壁体内との温度差が拡大し、夏型結露を引き起こします。
施工後の再発防止対策4項目
除カビ施工の完了とあわせて、以下の再発防止対策をご提案しました。
対策1:床下の除湿・攪拌
床下空間に除湿機および攪拌ファンを設置し、高湿度環境の改善を図ります。湿気が滞留せずに常に循環する環境をつくることで、カビが再び繁殖するための条件を排除します。
対策2:居住空間箇所の負圧問題解消
キッチンをはじめとする換気箇所の負圧を解消するため、給気経路の確保と気密補修。外気を適切に取り込みながら、床下・小屋裏からの意図しない空気の引き込みを防ぎます。
対策3:小屋裏(屋根裏)の除湿・攪拌
小屋裏にも除湿および攪拌設備を設け、断熱材撤去後の空間に湿気が滞留しないようご提案させて頂きました。
対策4:室内の空気の攪拌とエアコン設定温度の調節
夏型結露の根本原因となっていたエアコンの過度な低温設定を見直すよう案内しました。外気との温度差を縮小することで、壁体内・小屋裏での結露発生リスクを大幅に低減できます。また、室内空気の攪拌を促進することで温度分布の均一化を図ります。
カビ専門業者として実施する科学的カビ検査
カビバスターズ東京は、カビ取り業者・カビ専門業者として、目に見えるカビを除去するだけでなく、科学的な検査によってカビ汚染の実態を可視化することを重視しています。今回の銚子市の施工においても、事前調査の段階でさまざまな検査を実施しています。
真菌検査・カビ検査の種類
落下菌検査
一定時間・一定エリアに沈降・堆積する真菌(カビ)を捕捉して培養し、菌数と菌種を確認する検査です。空気中に存在するカビ胞子の量を把握する上で有効で、室内環境の汚染レベルを数値化します。
付着菌同定検査
壁・床・天井・建材などの表面に付着しているカビの菌種を形態学的・生化学的手法で特定する検査です。何種類のカビが、どんな菌種が繁殖しているかを解明することで、適切な除カビ剤の選択と施工方法の最適化につながります。
真菌検査(浮遊菌検査)
空気中に浮遊しているカビ胞子を専用の機器でサンプリングし、培養・計数・同定を行う検査です。室内空気の汚染状況を把握するために実施します。
含水率検査・負圧検査
今回の事例でも大きな役割を果たした含水率計による建材の水分測定と、風量計を用いた負圧測定は、カビが「なぜそこで発生しているのか」という物理的な根拠を明確にします。見えない問題を数値で示すことが、的確な施工と再発防止対策の立案につながります。
カビバスターズ東京の対応エリア
カビバスターズ東京(株式会社ワールド)は、東京都全域(23区・多摩エリアすべて)、神奈川県、埼玉県、千葉県を主要対応エリアとしています。今回の施工地である千葉県銚子市のような遠方の案件にも積極的に対応しています。東京都でのカビ問題はもちろん、千葉県銚子市のような特殊な気候条件下でのカビ被害についても、科学的な調査と専門的な施工でお応えします。その他のエリアについてもご相談ください
床下のカビは、今この瞬間も進行しています
床下のカビは、放置するほど被害が拡大します。木材の腐朽・シロアリの呼び込み・室内空気の汚染・住宅の耐久性低下など、床下カビ取りを先延ばしにするリスクは、時間とともに複利的に増大します。特に千葉県の沿岸部や東京都・関東エリアの湿気が多い地域では、夏から秋にかけてカビが急速に拡大するシーズンが到来します。「様子を見てから」と判断を先延ばしにしている間に、床下の含水率が上昇し、木材腐朽菌が活動を始めるリスクが高まります。
床下カビ取り業者への依頼を検討している方、カビ検査・真菌検査を受けたいと思っている方は、今すぐカビバスターズ東京にご連絡ください。関東エリア・千葉県銚子市を含む広域で迅速に対応いたします。
電話:0120-767-899
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お問い合わせフォーム:https://kabibusters.jp/contact/
まとめ|千葉県銚子市の新築豪邸で学んだこと
千葉県銚子市の180㎡超の新築戸建住宅で発生した全館カビ汚染は、「新築だから大丈夫」「大手ハウスメーカーだから問題ない」という思い込みを覆す事例です。カビの発生に建物の新旧は関係ありません。気候・構造・設備・入居後の生活習慣など、これらが複合的に絡み合ったとき、新築であっても深刻なカビ問題が生じます。
今回の5日間にわたる施工では、床下から小屋裏まで住宅全体を丁寧に処理し、再発防止対策まで一貫して対応しました。カビバスターズ東京は、今後もカビ取り業者・カビ専門業者として、東京都・千葉県・関東エリアのカビ問題に科学と技術で向き合い続けます。
カビに関するお悩みをお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください。
執筆・監修:カビバスターズ東京(株式会社ワールド)
URL:https://kabibusters.jp/ 対応エリア:東京都全域 / 神奈川県 / 埼玉県 / 千葉県 ※その他エリアもご相談ください。
■カビ検査・カビ調査・カビ取り・除菌などカビの事なら何でもお任せください■
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