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神奈川県の老人保健施設でカビ調査|RC造・海近く施設のカビ対策と原因を徹底解説

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神奈川県の老人保健施設でカビ調査|RC造・海近く施設のカビ対策と原因を徹底解説

2026/04/27

目次

    老人保健施設や特別養護老人ホームなど、高齢者が生活する施設においてカビの発生は、入居者の健康に直結する深刻な問題です。特に海に近い立地や湿気が多い環境では、RC造(鉄筋コンクリート造)の建物であっても、結露やカビが発生しやすい条件が重なることがあります。今回、カビバスターズ東京は神奈川県内の海に近い地域に位置する老人保健施設において、1階から4階の全フロアを対象とした大規模なカビ調査を実施しました。居室や廊下の天井・壁面に広範囲なカビが確認され、廊下天井ではクロスが剥がれてカビが一面に繁殖している箇所も見られました。入居者のご家族からも改善を求める声が上がっており、施設側とゼネコンも対応策を協議中という状況です。このブログでは、調査の内容・カビの原因・今後の対策提案・カビ菌検査の方法まで、カビ専門業者の視点から詳しくお伝えします。同じような施設環境にお悩みの方や、カビ調査・カビ取り業者をお探しの方はぜひ最後までご覧ください。

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    今回のカビ調査の概要|神奈川県・海近くの老人保健施設

    施設の特徴と立地環境

    今回カビ調査を実施したのは、神奈川県内の海に近い地域に立地するRC造(鉄筋コンクリート造)の老人保健施設です。海沿いの地域は年間を通じて湿度が高く、塩分を含んだ海風が建物に影響を及ぼします。こうした立地条件は、建物内部の湿気管理を難しくする要因の一つです。

    RC造の建物は気密性が高く、一見すると湿気に強いように思われがちですが、実際には内部結露が発生しやすい構造的特性を持っています。特に老人保健施設のように24時間エアコンを稼働させている施設では、室内外の温度差が生じやすく、天井裏や壁内に結露が生まれる環境が整ってしまいます。

    調査対象と調査時間

    今回の調査対象は、施設の1階から4階の居室および廊下などの共用部全体です。調査時間は約6時間にわたり、カビバスターズ東京のカビ専門業者が各フロアを丁寧に確認していきました。

    対象範囲が広大なため、目視による確認だけでなく、含水率計を使った科学的な計測も並行して行いました。これにより、肉眼では確認しにくい壁内・天井裏の水分状況を可視化することができます。

    カビ調査で判明した現状|廊下天井のクロスが剥がれ一面にカビが繁殖

    居室の壁・天井に広がるカビ

    各フロアの居室内を確認すると、壁の下部から中部にかけてカビの斑点が多数確認されました。特に窓周辺や外壁に接する部分に集中しており、外部からの冷気と室内の暖気が接触しやすい箇所で結露が生じていることが推測されました。

    天井面にもカビの発生が見られ、石膏ボードの表面に変色やシミが生じている居室が複数ありました。入居者が長時間生活する空間でこのような状態が続くことは、呼吸器系への影響など健康リスクとして非常に懸念されます。

    廊下天井はクロスが剥がれ、カビが一面に繁殖

    最も深刻な状態が確認されたのは廊下の天井部分です。天井のクロス(壁紙)が水分を含んで膨張し、複数箇所でめくれ上がっている状態でした。そのクロスの裏側や石膏ボードの表面には、黒カビや白カビが一面に繁殖しており、長期間にわたって湿潤な状態が継続していたことが見て取れました。

    廊下は居室よりもエアコンの影響を受けにくく、温度・湿度のムラが生じやすいエリアです。また、人の往来が多いため、カビの胞子が空気中に舞い上がりやすく、他のエリアへの二次汚染も懸念されます。このような状態が入居者のご家族の目にとまり、施設への改善要求につながることは当然のことと言えます。カビバスターズ東京は、こうした現状を詳細に記録し、施設側・ゼネコンへの調査報告書の提出に向けて準備を進めました。

    カビが発生した原因|天井裏の結露・壁内結露・換気不足の三重構造

    原因1:天井裏(小屋裏)での結露発生

    今回のカビ調査で明らかになった最大の原因は、天井裏(小屋裏)における結露です。老人保健施設では入居者の快適性・安全性を保つために、エアコンを24時間常時運転しているケースがほとんどです。

    この常時運転によって室内は一定温度に保たれる一方で、天井裏の空気は外気温の影響を受けやすく、室内との温度差が生じます。この温度差によって、天井裏では空気中の水蒸気が冷やされて水滴となる「結露」が日常的に発生していました。

    天井裏に溜まった水分は、石膏ボードや木材などの建材に吸収されます。石膏ボードは水分を吸収しやすい素材であるため、一旦濡れると乾燥しにくく、カビの温床となってしまいます。今回の調査でも、含水率計による計測で、天井面の石膏ボードに高い含水率が確認されました。

    壁内結露による慢性的な湿潤状態

    居室の壁面に発生したカビの背景には、壁内結露の問題があります。RC造の建物では、コンクリート躯体の内側に断熱材・石膏ボードが設置された構造が一般的です。しかし、断熱性能が十分でない場合や施工時の隙間がある場合、室内の暖かく湿った空気が壁内に侵入し、冷えたコンクリート面で結露を起こします。

    この壁内結露は表面から見えないため発見が遅れがちで、気づいたときには壁材の内側でカビが広範囲に繁殖しているケースも少なくありません。今回の調査でも、壁の表面に変色が見られる箇所を含水率計で計測したところ、内部に高い水分量が確認されました。

    原因3:天井裏の吸排気不足による湿気の滞留

    天井裏の換気が不十分であることも、今回のカビ発生に拍車をかけた要因です。通常、建物の天井裏には換気口や通気経路が設けられており、湿気を外部へ排出する仕組みがあります。しかし、換気量が不足していたり、換気口が詰まっていたりすると、天井裏に湿気が滞留し続けます。特にRC造の施設では気密性が高いため、自然換気だけでは十分な空気の流れを確保できないことがあります。吸排気のバランスが崩れると、湿気の出口がなくなり、天井裏が慢性的に高湿度の状態となります。この状態が続くと、結露の発生頻度が上がり、カビの増殖が加速します。

    含水率検査の重要性|目視だけでは見えないカビの根本原因を数値で把握

    含水率検査とは

    含水率検査は、建材に含まれている水分量を数値として計測する検査です。専用の含水率計を壁面や天井に当てるだけで、表面からは見えない内部の湿潤状態を把握することができます。

    カビは目に見える部分だけでなく、建材の内部深くに菌糸を伸ばしていることがあります。表面だけのカビ取り処理では、内部に残ったカビ菌が再び表面へ出てきてしまうことも多く、根本的な解決には含水率の把握が不可欠です。

    今回の調査で確認された数値

    今回の老人保健施設での含水率検査では、廊下天井部の石膏ボードから高い含水率が検出されました。カビバスターズ東京が使用する含水率計では石膏ボードの判定基準か下記の通りです。

    乾燥:0~1、湿気:1~2、濡れている2以上

    つまり壁面の石膏ボードが濡れているいう事です。含水率が高い状態が続く限り、カビを除去しても短期間で再発するリスクが非常に高いため、水分源となる結露の根本的な解消が必要です。

    今後の対策提案|カビ専門業者が提案する改善の方向性

    調査報告書の提出

    カビバスターズ東京では、今回の調査結果をもとに詳細な調査報告書を作成し、老人保健施設側およびゼネコンへ提出します。報告書には、カビの発生箇所・含水率の計測値・原因の分析・今後の改善提案が盛り込まれており、施設側が対策を検討する上での根拠資料として活用いただけます。施設の改修やカビ対策は、施設管理者・設計者・施工業者が連携して取り組む必要があります。カビ専門業者としての知見を報告書という形で提供することで、建設的な議論と迅速な対応を支援します。

    天井裏の換気改善

    天井裏の吸排気が不足している点については、換気経路の見直しや換気設備の追加・改修が有効です。適切な換気量を確保することで、天井裏の湿気を継続的に排出し、結露の発生を抑制することができます。

    断熱性能の改善と結露対策

    壁内結露の対策としては、断熱材の性能見直しや防湿層の追加が考えられます。RC造の建物では、内断熱工法から外断熱工法への切り替えが結露対策として有効な場合もありますが、既存建物では内壁の改修による対応が現実的なケースが多くなります。

    カビの専門的な除去処理

    現在発生しているカビについては、市販の洗剤や表面的な塗装では根本解決になりません。カビ専門業者による除去処理では、カビ菌の根本から除去するための専用薬剤を使用し、再発を防ぐための防カビ処理も合わせて実施します。特に老健施設・特養などの高齢者施設では、処理中の飛散防止や入居者への影響を最小限にするための養生・作業管理が重要です。カビバスターズ東京では、施設環境に配慮した安全な施工を行っています。

    高齢者とカビの危険性|なぜ老人保健施設のカビ対策は緊急性が高いのか

    老人保健施設や特養、老人ホームなどの高齢者施設において、カビの問題は単なる「見た目の悪さ」や「臭い」の問題ではありません。入居する高齢者にとって、カビは生命に関わるリスクにつながる可能性があります。なぜ高齢者施設でのカビ対策がこれほど重要なのか、その理由を詳しく解説します。

    高齢者は免疫力が低下しているため、カビの影響を受けやすい

    人間の免疫力は年齢とともに低下します。若く健康な人であれば、空気中のカビの胞子を吸い込んでも免疫システムが排除し、症状が出ないことがほとんどです。しかし高齢者の場合、免疫機能の低下により、カビの胞子や毒素に対する抵抗力が著しく弱まっています。

    老人保健施設に入居している方の多くは、もともと何らかの疾患や身体的な衰えを抱えています。そこにカビという外部からの健康リスクが加わることで、免疫機能が追いつかず、健康状態が急激に悪化するケースがあります。特に注意が必要なのは、施設内でカビが発生していても高齢者本人が「気づけない」「訴えられない」状況が生まれやすいという点です。認知症を抱える方や、体の不調を言語化しにくい方の場合、カビによる健康被害が長期間見過ごされるリスクがあります。

    呼吸器疾患のリスク|肺炎・気管支炎・喘息の悪化

    カビが引き起こす最も代表的な健康被害は、呼吸器系への影響です。カビは無数の胞子を空気中に放出しており、それを吸い込み続けることで以下のような症状や疾患が引き起こされます。

    慢性的な咳や痰、喉の違和感が続く状態はカビによる気道への刺激が原因である可能性があります。高齢者はもともと気道粘膜が弱く、外部からの刺激に対して敏感です。カビの多い環境にさらされ続けることで、気管支炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状が悪化するリスクがあります。

    さらに深刻なのは肺炎です。高齢者にとって肺炎は生命に直結する疾患であり、日本では高齢者の死因の上位に位置しています。免疫力の低下した高齢者がカビの胞子を継続的に吸入すると、肺内でカビが増殖する「肺アスペルギルス症」などの深刻な真菌性肺炎を発症するリスクがあります。これは抗生物質が効かない真菌感染症であり、治療が難航するケースも少なくありません。

    喘息をすでに持っている入居者の場合、カビはその最大の増悪因子の一つです。カビの胞子がアレルゲンとなって気道に炎症を引き起こし、発作の頻度や重症度が増すことがあります。

    アレルギー症状の慢性化|目・鼻・皮膚へのダメージ

    カビはアレルギーの原因物質(アレルゲン)としても広く知られています。高齢者の場合、長年の生活の中でカビに対するアレルギーを持っているケースも多く、施設内にカビが存在することで以下のような症状が慢性的に続くことがあります。

    くしゃみ・鼻水・鼻づまりといったアレルギー性鼻炎の症状は、睡眠の質を低下させます。高齢者にとって睡眠不足は体力・免疫力のさらなる低下につながるため、見えないところで悪循環が生まれます。目の充血・かゆみ・涙目といったアレルギー性結膜炎の症状も、日常生活のQOL(生活の質)を著しく下げる要因となります。

    皮膚への影響も無視できません。カビの胞子や菌糸が皮膚に接触したり、カビによって汚染された布団や衣類と長時間接触することで、皮膚炎や湿疹が引き起こされることがあります。高齢者は皮膚のバリア機能も低下しているため、若い世代よりも皮膚トラブルが長引きやすい傾向があります。

    カビ毒(マイコトキシン)による全身への影響

    カビの中には「マイコトキシン」と呼ばれるカビ毒を産生するものがあります。この毒素は吸入・皮膚接触・経口摂取などさまざまな経路で体内に取り込まれ、免疫抑制・肝臓障害・神経毒性など全身にわたる深刻な影響を引き起こすことが知られています。

    特に問題となるのは「黒カビ」として知られるスタキボトリス属のカビです。このカビが産生するマイコトキシンは毒性が強く、長期間の暴露によって慢性疲労・頭痛・集中力の低下・免疫機能の著しい低下などを引き起こすとされています。

    高齢者はすでに身体機能が低下していることが多いため、マイコトキシンによる影響をより強く受けやすい状態にあります。施設内での黒カビの発生は、入居者全員に対するリスクとして捉える必要があります。

    精神的・心理的な影響|QOLの低下と生活意欲の喪失

    カビが引き起こすのは身体的な問題だけではありません。カビ臭い環境の中で生活することは、高齢者の精神的な健康にも悪影響を与えます。

    不快な臭いが続く環境では、食欲が低下し栄養摂取量が落ちることがあります。食欲の低下は体力の衰えを加速させ、フレイル(虚弱状態)や寝たきりへのリスクを高めます。また、自分が生活する施設環境が清潔でないと感じることで、入居者の自尊心や生活意欲が失われることもあります。

    さらに、入居者のご家族がカビの存在を知ったとき、施設への信頼が一気に失墜するケースがあります。「大切な家族を安心して任せられる場所なのか」という根本的な不信感につながり、施設運営にも深刻な影響を及ぼします。

    感染症との複合リスク|カビと細菌の相乗効果

    カビが繁殖している環境は、細菌の増殖にとっても好条件となっています。湿気が多く、有機物(クロスや石膏ボードの素材など)が豊富な環境では、カビと細菌が同時に増殖するケースがあります。

    老人保健施設のような医療・介護の現場では、入居者が持ち込む菌・施設内で発生する菌など、様々な感染リスクが存在します。そこにカビという追加の環境リスクが重なることで、施設全体の衛生レベルが下がり、感染症の集団発生リスクが高まることが懸念されます。

    特に免疫力の低い高齢者が集団生活を送る施設では、一人に症状が出ると他の入居者へ広がりやすいため、環境中のリスク因子はできる限り取り除くことが施設運営者の責務と言えます。

    高齢者施設に求められるカビ対策の基準

    一般住宅と異なり、老人保健施設・特養・老人ホームなどの施設では、入居する高齢者の健康を守るために、より厳格なカビ対策が求められます。施設内でカビが確認された場合には、以下のような対応が必要です。

    まず、カビの発生範囲と原因を正確に把握するための専門的なカビ調査を実施することが第一歩です。目視確認だけでなく、含水率検査やカビ菌検査を組み合わせた科学的な調査が不可欠です。次に、調査結果に基づいた根本的な原因の除去(結露対策・換気改善・断熱改修など)と、カビ専門業者による適切な除去処理・防カビ処理を実施します。そして、処理後の効果確認として再度のカビ菌検査を行い、施設管理者・行政・入居者家族へ結果を報告することで、透明性のある施設運営を示すことができます。

    カビバスターズ東京は、こうした一連のプロセスを一貫してサポートするカビ専門業者として、東京・神奈川・関東エリアの老人保健施設・特養・老人ホームからのご相談に対応しています。

    老人保健施設・特養のカビ対策でカビバスターズ東京が選ばれる理由

    施設環境に特化したカビ調査・対策の実績

    カビバスターズ東京は、一般住宅から老人保健施設・特別養護老人ホーム・老人ホームなどの福祉施設まで、幅広い施設でのカビ調査・カビ取りに対応しています。高齢者施設ならではの入居者への配慮、行政への報告対応、施設管理者・ゼネコンとの連携など、施設環境特有の対応力が強みです。

    科学的な調査と根拠に基づく報告書

    カビの発生を「見た目がひどい」で終わらせず、含水率検査・カビ菌検査などの科学的手法で原因を特定します。調査結果は詳細な報告書にまとめ、施設の改修計画や行政対応の根拠資料として活用いただけます。

    関東・神奈川・東京全域に対応するカビ専門業者

    カビバスターズ東京は東京都全域をはじめ、神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・山梨県にも対応しています。海に近い湿気の多いエリアや、RC造建物のカビ問題にも対応実績があります。その他エリアについてもご相談ください。

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