埼玉県戸田市のキッチンカビ調査|含水率・負圧測定で原因特定
2026/05/01
目次
「キッチンの下からカビ臭いにおいがする」「シンク下の収納を開けると黒ずみが広がっている」そんな経験はありませんか。
築3年の比較的新しいマンションであっても、配管周りの施工状況や換気の不具合によって、キッチン下部には想像をはるかに超える量のカビが発生することがあります。今回ご紹介するのは、埼玉県戸田市の賃貸マンションで実施したキッチンのカビ調査事例です。カビバスターズ東京は、東京・埼玉・関東エリアを中心に、カビ調査・カビ検査・カビ取りを専門とする業者として多くの現場に対応してきました。本記事では、実際の調査データをもとに、キッチンカビの原因・調査方法・対処の流れをわかりやすく解説します。カビでお困りの方はぜひ最後までお読みください。
今回のカビ調査の概要|埼玉県戸田市・築3年の賃貸マンション
調査場所と施設の特徴
今回カビ調査を実施した場所は、埼玉県戸田市にある賃貸マンションのキッチンです。築年数はわずか3年と比較的新しい物件であり、入居者様が「キッチン下がカビ臭い」「シンク下のキャビネット内に黒いものが広がっている」と気づいたことがきっかけで、カビバスターズ東京へのご相談に至りました。築浅の物件でもカビが発生するのは決して珍しいことではありません。むしろ、新築・築浅物件は気密性が高く、内部に湿気が閉じ込められやすい特性があります。また、配管工事の施工精度によっては、接続部に隙間が生じ、そこから湿気や外気が流れ込むケースも多くあります。
調査にかかった時間と実施内容
今回の調査時間は約1時間。限られた時間の中で最大限の情報を収集するため、以下の3つの専門的な調査手法を組み合わせて実施しました。
・含水率測定(木材・ボードの吸湿状態を数値化)
・負圧測定・風量計による風速測定(空気の流れと外気の侵入状況を確認)
・ファイバースコープによる内部撮影(目視できない箇所のカビの発生状況を確認)
この3点セットの調査手法は、キッチンカビの原因を「見えない部分」まで含めて正確に特定するために欠かせないプロセスです。
キッチンカビが発生しやすい理由とは
キッチン下部は「カビの温床」になりやすい構造
キッチンのシンク下や収納キャビネット内は、家の中でも特にカビが発生しやすい場所のひとつです。その理由は構造的な問題にあります。
まず、シンク下は排水管・給水管・給湯管が集中するエリアです。これらの配管が通る壁や床には「貫通部」と呼ばれる穴が空いており、施工時にしっかりと塞がれていない場合、床下や壁内の空気が流れ込む通路になってしまいます。床下は常に一定の湿気を含んでいることが多く、また外気温との差によって結露が生じやすい環境でもあります。そこから湿った空気がキャビネット内に流れ込めば、木材や合板が水分を吸収し、カビが繁殖するのに理想的な環境が出来上がってしまうのです。
キッチン負圧問題がカビを引き起こす
特に近年の高気密住宅で問題になっているのが「キッチン負圧」です。
キッチンには換気扇(レンジフード)が設置されており、調理中は室内の空気を外へ排出します。この際、給気口が不十分な場合、室内が負圧状態(外より気圧が低い状態)になります。負圧になると、隙間という隙間から外気や床下の空気が室内に引き込まれます。
キッチン下部の配管貫通部に隙間があれば、そこから湿気を含んだ空気が常に流れ込む構造になり、キャビネット内の含水率が慢性的に高い状態を維持してしまいます。これが、築浅の物件でも深刻なキッチンカビが発生する大きな原因のひとつです。
カビ臭いと感じたら放置は禁物
「少しカビ臭いだけだから」と放置してしまうケースが非常に多いのですが、これは大変危険です。カビは目に見える部分だけでなく、壁の裏面・合板の内部・配管の隙間にまで広がっており、表面をいくら拭いても根本的な解決にはなりません。また、カビの胞子を日常的に吸い込み続けることで、アレルギー症状(くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・咳)が慢性化したり、喘息が悪化したりするリスクがあります。特に小さなお子様や高齢者、免疫力の低下している方がいるご家庭では、早急なカビ取り・カビ調査の実施が必要です。
実際の調査データを公開|戸田市マンションのキッチンカビ検査結果
風速計(風量計)による負圧・風速測定の結果
風速計(風量計)による負圧・風速測定の結果
今回の調査では、風速計(風量計)を使用してキッチン下部の各箇所における風速を測定しました。結果は以下の通りです。
排水管部の隙間:風速 4.06 m/s
給水管部の隙間:風速 3.18 m/s
コンセント周辺:風速 2.64 m/s
これらの数値は、キッチン下部に明確な「空気の流入」が発生していることを示しています。正常な状態であれば、シンク下のキャビネット内で風速が1 m/sを超えることはほとんどありません。今回測定された4.06 m/sという数値は、排水管の貫通部に大きな隙間があり、そこから床下の湿った空気が勢いよく流れ込んでいることを意味します。
このように、キッチン負圧と配管貫通部の隙間が組み合わさることで、キャビネット内が常に湿気に晒される環境が形成されていました。
含水率測定の結果|木材の許容値をはるかに超えた数値
次に、キッチン下部キャビネットの木材(合板)に対して含水率測定を実施しました。
測定結果:含水率 78.9%
この数値は極めて深刻です。一般的に木材のカビが発生しやすい含水率の目安は20%以上とされており、30%を超えると腐朽菌(木材腐朽菌)の繁殖リスクも高まります。今回測定された78.9%という数値は、木材が長期間にわたって湿気に晒され続けてきたことを如実に示しており、単なる「表面のカビ」ではなく、木材の内部深くまでカビが浸透している可能性が高い状態です。
含水率の測定は、カビ調査において非常に重要な指標です。目視では確認できない「内部の湿潤状態」を数値化することで、カビ取りの範囲や対処の優先度を正確に判断することができます。
ファイバースコープ撮影で判明した衝撃の事実
目視での確認と含水率・風速測定だけでは、キャビネットの「裏側」や「壁内部」の状況まではわかりません。そこで今回は、ファイバースコープ(細いカメラを挿入して内部を映す機器)を用いた内部撮影を実施しました。ファイバースコープを排水管部の隙間から挿入して撮影したところ、キッチン下部の裏面に大量のカビが発生していることが確認されました。この部分は通常の清掃では絶対に手が届かない箇所であり、キャビネットを取り外さなければ視認することすらできません。しかし、ファイバースコープを使用することで、解体や大規模な工事を行うことなく内部の状態を確認することができます。
今回の調査で明らかになったのは、「表から見えるカビはあくまで一部であり、実際には見えない部分にこそ大量のカビが潜んでいた」という事実でした。
カビ調査・カビ検査で何がわかるのか
素人判断では見落とすリスクが高い
「市販のカビ取り剤で拭いたら表面のカビは取れた」というケースでも、数週間後にカビが再発するパターンが非常に多く見られます。これは、根本的な原因(湿気の流入経路・含水率の高さ)が解決されていないためです。
カビ取り業者によるカビ調査・カビ検査では、以下のような情報を科学的な機器を用いて数値として取得します。
・どこから湿気が入ってきているのか(風速・風量計による測定)
・どの程度木材や建材が湿潤化しているか(含水率計による測定)
・目視できない場所にカビが広がっていないか(ファイバースコープ・カビ検査)
・カビの種類と胞子の飛散状況(必要に応じてカビ培養検査)
これらのデータを総合的に分析することで、「どのような対処が必要か」「どのくらいの規模で工事・清掃が必要か」を正確に判断することが可能になります。
アレルギー症状との関係性
カビはただ見た目が悪いだけでなく、健康被害とも直結しています。カビの胞子は非常に微細であり、空気中を浮遊して肺や気道に取り込まれます。その結果として現れることがあるのが、以下のようなアレルギー症状です。
・慢性的なくしゃみ・鼻水・鼻づまり
・目のかゆみ・充血
・皮膚のかゆみや湿疹
・咳・喉のイガイガ感
・喘息の悪化
・原因不明の倦怠感・頭痛
「なんとなく体調が悪い」「家にいると咳が出る」といった症状が続く場合、住環境のカビが原因である可能性があります。特に気密性の高いマンションでは、カビ臭いにおいや目に見えるカビが確認された場合は早急にカビ検査・カビ調査を依頼することをお勧めします。
カビバスターズ東京が選ばれる理由|東京・埼玉・関東エリア対応
調査から施工まで一貫して対応できるカビ取り業者
カビバスターズ東京(株式会社ワールド)は、東京都全域・神奈川県・埼玉県・千葉県・山梨県・茨城県を対応エリアとするカビ取り業者です。単なる清掃業者とは異なり、専門的な機器を用いた調査・検査から、原因の特定、施工・再発防止策の提案まで一貫して対応します。
今回の戸田市の事例のように、「カビ臭いが気になる」「キッチンのシンク下が黒ずんでいる」といったご相談から、「含水率測定・負圧測定・ファイバースコープ」という3つの専門手法を組み合わせて原因を特定し、最適な解決策をご提案しています。
関東・東京・埼玉でのカビ調査実績
カビバスターズ東京は関東エリアを中心に、マンション・一戸建て・店舗・事務所・医療施設など多岐にわたる施設でのカビ調査・カビ取りに対応してきました。
埼玉県内では、戸田市・さいたま市・川口市・越谷市・所沢市などさまざまなエリアからご依頼をいただいています。東京都内でも、新宿区・渋谷区・世田谷区・江東区・足立区など幅広いエリアで実績があります。
「近くのカビ業者に相談したい」「関東で信頼できるカビ取り業者を探している」という方は、ぜひカビバスターズ東京までお問い合わせください。
専門機器による数値化・見える化で安心の調査
カビバスターズ東京の最大の強みのひとつが、「数値で見える調査」です。
・含水率計:木材・ボードの水分量をパーセントで表示
・風速計・風量計:空気の流入量を数値化し、負圧の状態を可視化
・ファイバースコープ:目視不可能な内部をリアルタイム映像で確認
・カビ検査:室内の汚染レベルやカビの種類を科学的に特定
これらの機器を使用した調査結果はお客様にご説明しながら進めるため、「何がどれだけ問題なのか」を明確にご理解いただいた上で施工に進むことができます。カビ調査の結果を数値で示すことで、賃貸物件の場合は管理会社・オーナーへの報告資料としてもご活用いただけます。
ビを放置するとどうなるか|賃貸マンションでのリスク
建材の腐朽・劣化が進行する
含水率78.9%というデータが示すように、木材が長期間高湿度にさらされると、カビだけでなく腐朽菌による木材腐朽も進行します。キャビネットの合板が腐朽すると強度が失われ、最終的には交換が必要になります。賃貸物件の場合、退去時の原状回復費用に影響する可能性もあり、入居者にとっても大きなリスクです。
カビが室内全体に広がるリスク
キッチン下部で発生したカビは、エアコンや換気扇の気流に乗って室内全体に胞子を拡散させます。放置すればするほど、カビの影響範囲は広がり、最終的にはリビングや寝室にもカビが発生するケースもあります。
賃貸トラブルに発展することも
賃貸物件でカビが発生した場合、「入居者の管理不足」なのか「建物の構造的な問題」なのかという点でトラブルになるケースがあります。今回のような専門的なカビ調査を実施することで、「配管の隙間から外気が流入している」「施工上の問題がある」という客観的な証拠が得られ、管理会社やオーナーへの適切な対応を求める根拠になります。
カビ取り・カビ調査の流れ|カビバスターズ東京の対応プロセス
STEP1:お問い合わせ・ヒアリング
まずはお電話(0120-767-899)、LINEまたはお問い合わせフォームよりご連絡ください。「どこにカビが出ているか」「いつ頃から気になっているか」「カビ臭いにおいはあるか」など、簡単なヒアリングを行います。事前にLINEやメールにて写真や図面を送って頂くとご案内がスムーズです。
STEP2:現地調査・カビ検査の実施
専門スタッフが現地を訪問し、含水率測定・風速計による負圧測定・ファイバースコープ撮影などの調査を実施します。調査時間は状況によって異なりますが、今回のような1箇所の集中調査であれば1時間程度が目安です。
STEP3:調査結果のご説明と施工プランのご提案
調査終了後、その場で結果をご説明します。数値データと撮影画像をもとに、カビの発生原因・広がり範囲・必要な施工内容をわかりやすくご提案します。
STEP4:カビ取り施工・原因対処
カビ取り施工では、専門的な除カビ剤を使用して菌を根絶します。また、配管隙間のコーキング処理など、再発防止のための原因対処も併せて実施することが可能です。
STEP5:アフターフォロー
施工後も含水率の確認や経過確認を行い、再発がないかどうかをフォローします。
まとめ|キッチンのカビ臭いが気になったら早めのカビ調査を
今回の埼玉県戸田市の事例では、築3年という新しいマンションにもかかわらず、キッチン下部の含水率が78.9%に達し、ファイバースコープ調査によって裏面にも大量のカビが確認されました。風速計による測定では最大4.06 m/sの外気流入も確認されており、キッチン負圧と配管貫通部の隙間という構造的な問題が複合的に絡み合っていたケースでした。
「カビ臭い」「シンク下が気になる」「アレルギー症状が続く」こうしたサインを見逃さず、早めにカビ調査・カビ検査を実施することが、健康被害の予防と建材の保護につながります。
カビバスターズ東京は、東京・埼玉・関東エリアを中心に、専門的な機器と確かな技術でカビ問題を根本から解決するカビ取り業者です。ご相談は無料で受け付けています。
数値で証明する、プロのカビ調査。
含水率測定・負圧測定・ファイバースコープによる内部撮影
カビバスターズ東京のカビ調査は、すべてデータに基づいた科学的な診断です。「カビが生えているのはわかるけど、どこまで広がっているのかわからない」「管理会社に伝えるための証拠がほしい」という方にも、調査報告書の作成でしっかりサポートします。関東・東京・埼玉でカビ業者をお探しの方は、ぜひカビバスターズ東京へお任せください。
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執筆・監修:カビバスターズ東京(株式会社ワールド)
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