文京区高級マンション漏水カビ|床下・キッチン除カビ事例
2026/05/25
目次
文京区の高級マンションで漏水カビ発生|管理会社からの緊急依頼
築50年を超えてもなお、高い資産価値と品格を保ち続けるヴィンテージマンションが文京区には数多く存在します。重厚な構造、丁寧に管理された共用部、そして長く住み続ける住民たちが積み上げてきた信頼関係。そうした物件だからこそ、異変が起きたときの対応もまた丁寧であるべきだと、今回の現場を通じてあらためて感じました。
カビバスターズ東京にご依頼いただいたのは、文京区の築50年以上の高級マンションを管理する大手管理会社からでした。マンション内の住民から「床がなんとなくたわむ気がする」「最近カビ臭がする」という相談が寄せられており、現地を確認したところ、床下に水が溜まっていることが判明したとのことでした。
こうした案件では、最初に相談を受けた管理会社がどう動くかがとても重要です。今回の管理会社は迅速に状況を把握し、専門業者への橋渡しをスムーズに行ってくださいました。カビ被害の初動対応が速ければ速いほど、被害の拡大を食い止められる可能性が高まります。その意味でも、今回は早いご相談をいただけたことが施工結果にも良い影響を与えました。
現場調査で判明した漏水とカビの実態
含水率測定と追加点検口の設置
現地調査の中で、フローリング表面の含水率を測定する検査を行いました。含水率とは、木材の中に含まれる水分の割合を示す数値で、健全な状態では概ね15〜20%以下が目安です。今回の測定では、複数箇所で異常に高い数値が確認されました。含水率が高い箇所が複数あるということは、漏水の影響がすでに広い範囲に及んでいる可能性を示しています。既設の点検口だけでは全体の状況を把握しきれないと判断し、大工さんを手配して別の箇所に新たな点検口を設置することをご提案しました。新しい点検口を開けて確認したところ、その周辺の床合板の裏面にも広範囲なカビの発生が認められました。やはり漏水の影響は当初想定した範囲を超えて広がっていたのです。
なぜ「点検口からの噴霧」では不十分なのか
今回のような床下15センチ程度の構造では、「点検口から除カビ剤を噴霧するだけで対応できる」と説明する業者も存在します。確かにコスト面では安く仕上がりますが、カビバスターズ東京ではこの方法を採用していません。その理由を丁寧にご説明します。
まず、噴霧処理で薬剤が届く範囲には限界があります。床下が狭く複雑な構造になっている場合、薬剤が均一に行き渡らない箇所が必ず生まれます。そうした死角にカビが残存すれば、しばらく経ってから再発するリスクがあります。
次に、カビが発生した木材の表面を物理的に処理しなければ、カビの菌糸が材木の内部に深く根を張ったままになります。噴霧だけでは表面のカビを不活化できても、木材の深部まで浸透している菌糸を根絶することはできません。さらに、漏水カビの場合は水分そのものを除去したうえで除カビ処理を行わなければ、施工後もカビの増殖条件が残り続けます。含水率が高い状態で薬剤だけ噴霧しても、カビの再発は時間の問題です。
カビバスターズ東京は「費用がかかっても、安心して暮らせる環境を取り戻す」ことを最優先にしています。その場しのぎの処理ではなく、最低限やるべき工事内容を明示し、長期的に問題が再発しない施工をご提案しています。
施工の全工程:床解体からキッチン除カビまで
ステップ1:床解体の手配とカビ範囲の確認
含水率の高い箇所と点検口からの目視調査によって、カビが発生している範囲が特定できた段階で、お客様がこれまでリフォームをご依頼されていた業者に床の解体をお願いしました。
カビバスターズ東京は除カビ処理の専門業者ですが、解体工事そのものは大工さんやリフォーム業者との連携によって進めていきます。今回のように既存のリフォーム業者さんがいらっしゃる場合は、その業者さんと協力しながら工程を組み立てることができます。これにより、お客様にとっての窓口が分散せず、スムーズに作業を進めることができました。
床解体により、床下の状況が一気に視野に入りました。合板裏面のカビは予想していたよりも広範囲に広がっており、漏水が長期間にわたって続いていたことが改めて確認されました。
ステップ2:キッチンの解体とキッチンカビの対応
今回の漏水被害はキッチン周辺にも影響を与えており、キッチンキャビネットの内部にもカビが発生していることが確認されました。キッチン本体のカビは、排水管周辺の湿気が長期間留まり続けた結果と考えられます。キッチンカビの除去には、まずキッチン本体を解体する必要がありました。こちらもリフォーム業者さんに解体を依頼し、キャビネット内部や接続部分のカビが確認できる状態にしてから、カビバスターズ東京が除カビ処理に入りました。キッチン周辺は生活の中心であり、食品や調理器具が置かれる場所でもあります。除カビ処理においては、使用する薬剤の安全性と施工後の換気についても十分な配慮を行いながら作業を進めました。
ステップ3:除カビ処理・除菌処理の実施
床下・キッチン双方の解体が完了した段階で、カビバスターズ東京による除カビ処理・除菌処理を実施しました。施工は2日間にわたって行いました。ヴィンテージマンションではよくあるですが、床下にはは当時の大工さんが残した釘や建築廃材が沢山残っていました(汗)現代の建築現場でも多いですが、圧倒的に多かったです。
床下の処理では、カビが発生した木材の表面を専用の除カビ剤で処理し、菌糸が残らないよう時間をかけて丁寧に施工しました。床下の木材だけでなく、周辺の基礎部分や鉄筋部分にも状況確認と処理を行いま
した。
キッチン部分の処理では、キャビネット内部の棚板・背板・側板それぞれにカビが及んでいた箇所を特定し、除カビ剤を使って処理しました。素材によって薬剤の浸透性や反応が異なるため、状態を見ながら適切な手順で施工を進めました。
除カビ処理後は除菌処理も行い、空気中に浮遊しているカビ胞子が再付着しないよう環境を整えました。施工後の状態をお客様と管理会社の担当者に確認していただき、2日間の工程を無事に完了しました。
今回の施工費は管理組合保険で全額対応
今回の漏水カビ被害の原因は、マンション共用部の排水管の老朽化によるものでした。つまり、お客様個人には一切の過失がなく、建物の経年劣化による事故という扱いになります。
こうした場合、多くのマンションでは管理組合が加入している保険(マンション総合保険など)が適用される可能性があります。今回の物件では、管理組合が保険への対応を迅速に進めてくださり、除カビ処理費用の全額が保険でカバーされる運びとなりました。
マンション管理組合の保険対応は、案件の内容や保険会社の判断によって適用範囲が異なります。しかし今回のように、共用部分の不具合が原因であることが明確な場合は、保険が適用されるケースが多いです。
カビバスターズ東京では、保険適用に関する資料の整理や写真記録のご提供など、保険申請に必要な情報をできる限りサポートしています。「自分で費用を全額負担しなければならないのかと思っていた」とご心配されていたお客様も、保険で対応できると知り、大変安心されていました。
漏水被害にあわれている方は、まず管理会社や管理組合に状況を報告し、保険対応の可能性について確認することをお勧めします。
築50年超のマンションが「高級」であり続ける理由
今回の物件を通じて、強く感じたことがあります。それは、築年数の長さと物件の品質は必ずしも比例しないということです。
一般的には、築年数が古いマンションはどうしても「老朽化」「劣化」というイメージを持たれがちです。しかし今回の文京区の物件は、建物の構造的な古さとは裏腹に、管理体制の充実度という点では非常に優れた物件でした。
管理組合がしっかりと機能しており、漏水のような突発的な被害に対しても迅速に保険対応を進める体制が整っていました。共用部の清掃や定期点検も行き届いており、長く住み続けている住民の方々の意識の高さが物件全体のクオリティを支えていることが伝わってきました。
ヴィンテージマンションとは、ただ古いだけではなく、積み重ねられた管理の歴史を持つ物件です。今回のような突発的な漏水トラブルも、管理組合が素早く専門業者を手配し、適切に対応することで、住民の方の生活の質を守ることができます。
カビバスターズ東京も、そうした丁寧な管理体制に応えるべく、施工の質と記録の精度に最大限の注意を払いながら作業に当たりました。
マンションの床下カビを放置すると何が起こるか
漏水によって発生した床下カビを放置した場合、被害はどのように広がっていくのでしょうか。
構造材の腐朽 床下の木材が継続的に湿潤な状態に置かれると、木材腐朽菌が繁殖し、木材の強度が著しく低下していきます。フローリングがたわんだり、床を踏んだときに沈み込む感触が出たりするのは、こうした腐朽が進行しているサインです。
室内空気環境の悪化 床下で繁殖したカビの胞子は、フローリングの隙間や換気口を通じて室内に流入します。室内のカビ胞子濃度が高まると、アレルギー症状の悪化、咳や鼻水、目のかゆみといった健康被害が現れることがあります。特に小さなお子さんや高齢の方、免疫機能が低下している方は影響を受けやすい傾向があります。
修繕費用の増大 早期に対応すれば床下の一部処理で済むところを、放置すれば解体範囲が拡大し、リフォームの費用も大幅に膨らみます。今回の物件のように、管理組合の保険対応が迅速であれば費用負担は軽減できますが、対応が遅れると保険適用の範囲が変わることもあります。
- カビの問題は、発見したその時点が対応の最適なタイミングです。「少し様子を見てから」という判断が、後の大きな被害につながることを、現場を通じて繰り返し実感しています。
マンション漏水カビに関するよくある質問
Q1:床下のカビは見えなければ放置しても大丈夫ですか?
A:放置は危険です。カビは目に見えない状態でも繁殖し、胞子を空気中に放出し続けます。床下のカビ臭や巾木の変形、フローリングのたわみなどの症状がある場合は、早急に専門業者への相談をお勧めします。
Q2:点検口がない場合でも床下の状況は確認できますか?
A:確認できます。カビバスターズ東京では、フローリングの含水率測定によって床下の状態をある程度推定することが可能です。含水率が高い箇所が確認された場合は、点検口の新設を大工さんと連携してご提案することもあります。
Q3:漏水カビの除去費用はどれくらいかかりますか?
A:施工範囲や状態によって大きく異なります。今回のように管理組合保険が適用されるケースでは、お客様の自己負担が発生しないこともあります。まずは現地調査を行い、費用の見通しをご説明したうえで施工方法をご提案しています。
Q4:キッチンのカビは市販の除カビ剤では対応できませんか?
A:表面的な軽微なカビであれば市販品で対処できる場合もありますが、キャビネット内部の木材や接合部まで及んでいるカビは、素材を傷めることなく根本から処理するためには専門的な対応が必要です。再発防止の観点からも、専門業者への相談をお勧めします。
カビバスターズ東京が選ばれる3つの理由
1. 問題の全体像を把握する調査力
マンションの床下カビや漏水カビの対応で最も重要なのは、最初の調査精度です。今回の文京区の施工でも、既設の点検口だけでは把握しきれなかったカビの広がりを、フローリングの含水率測定と追加点検口の設置によって正確に特定しました。カビバスターズ東京では、目視確認だけに頼らず、数値データと複数箇所からの検証を組み合わせることで、見えないカビを見つけ出します。「とりあえず見える範囲だけ処理する」という対応では、後から再発するリスクが高まります。問題の本質を捉える調査力こそが、施工後に再発しない環境をつくる第一歩です。
2. 安易で安価な施工をしない
床下が15センチ程度しかないマンション構造では、「点検口から除カビ剤を噴霧するだけ」という対応をする業者も存在します。しかしカビバスターズ東京は、そのような処置が後々トラブルの原因になることを現場経験から熟知しており、一切行っていません。木材の内部に根を張ったカビ菌糸は、噴霧だけでは除去できません。費用や工程が増えたとしても、床解体・キッチン解体を含めた根本処理を丁寧に行うことが、お客様が安心して長く暮らせる環境につながると考えています。目先のコストより、長期的な安心を届ける誠実さがカビバスターズ東京の施工姿勢です。
関連業者との連携力
漏水カビの現場では、除カビ処理だけを単独で行っても問題は解決しません。床の解体・点検口の新設・キッチンの取り外しといった前工程には大工やリフォーム業者の協力が不可欠であり、保険対応には管理会社や管理組合との円滑なやりとりが求められます。カビバスターズ東京は、こうした関連業者との連携を日常的に行っており、お客様にとって窓口が分散しないワンストップの施工体制を整えています。今回のように保険対応が発生した案件では、申請に必要な写真記録や施工内容の資料提供もサポートします。複合的な問題こそ、対応力の差が出ます。
カビバスターズ東京では、大工、リフォーム、クロス張替え、水道工事、塗装工事、防水工事、外壁工事、断熱工事、電気工事などが可能な協力業者さんを常に募集しております!
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マンション床下のカビ問題は、建物の構造・湿気のメカニズム・保険対応・関連業者との連携など、複数の専門知識が求められる複合的な案件です。「カビが生えているから除カビ剤をかければいい」という単純な話ではなく、漏水の原因特定・含水率測定・解体範囲の判断・施工後の記録まで、一つひとつの工程に専門的な判断が求められます。
カビバスターズ東京は、カビ除去の施工技術だけでなく、現地調査から施工記録の作成、大工・リフォーム業者との工程調整、管理会社・管理組合への報告サポートまで、一貫して対応できる専門業者です。文京区をはじめ東京都全域・関東全域で数多くのマンション漏水カビ案件に携わってきた実績が、複雑な現場でも的確な判断を可能にしています。
管理会社・管理組合からのご依頼も承っております。保険対応が必要な案件、原因が特定できていない案件、他業者で対応できなかった案件など、難しい状況でもまずはご相談ください。現地写真や図面を事前にお送りいただけると、より具体的なご案内が可能です。
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執筆・監修:カビバスターズ東京(株式会社ワールド)https://kabibusters.jp/
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