成田市アパート床下漏水|含水率75%のカビ調査

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成田市アパート床下漏水|含水率75%のカビ調査

2026/06/28

目次

    成田市のアパートで1階廊下の床下が漏水によって浸水し、施工を担当された建築会社さまからカビ調査のご相談をいただきました。床下点検口を開けると砂利と泥が入り込み、湿ったカビ臭いが充満。土台や大引きの含水率は75%を超える高含水率を示していました。本記事では、含水率検査と目視調査でわかった現場の状態と、高含水率の床下を安全に仕上げるために欠かせない「工期」の考え方を、カビバスターズ東京が現地調査レポートとしてお伝えします。

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    成田市のアパートで起きた床下漏水|建築会社からの緊急相談

    今回うかがったのは、千葉県成田市に建つ完成して間もないアパートです。発端は、1階廊下部分の床下が漏水で浸水しているという建築会社さまからのご相談でした。施工側が早い段階で外部のカビ専門業者へ声をかけてくださったことが、この案件をこじらせずに済んだ大きな分かれ目だったと感じています。

    というのも、漏水で濡れた床下というのは、時間が経つほど状況が悪くなる場所だからです。木材が水を含んだまま放置されれば、腐朽菌やカビが活動を始めるのにそう時間はかかりません。アパート漏水のトラブルは、見えない床下で静かに進行するぶん、気づいたときには被害が広がっているケースも少なくありません。現場を知る建築会社さまほど、この怖さを肌で理解していらっしゃいます。

    到着して床下点検口を開けた瞬間にむわっとした湿気と一緒に、独特のカビ臭いがあふれ出してきました。床下漏水の現場では珍しい光景ではないのですが、それでも「これはしっかり手を入れないといけない」と感じる状態でした。アパートオーナーさまの確認日が迫っているという事情もあり、スピードと品質の両立が問われる調査になりました。

    廊下の床下が浸水|砂利と泥に覆われた現場

    廊下の床下は、本来あるべき乾いた状態とはほど遠いものでした。漏水した水が運んできたのか、砂利や泥が床下の地面に入り込み、全体がじっとりと湿っていたのです。

    決め手は、その湿り気がコンクリートや土の表面だけにとどまっていなかった点です。手で触れた土台や大引きまで、しっとりと水分を帯びていました。床下漏水は、水が引いたあとも木部や基礎の内部に水分が残り続けるのが厄介なところで、表面が乾いて見えても内側はたっぷり濡れている、ということが珍しくありません。

    実際、泥が堆積した部分を観察すると、水がどの経路を通って床下へ流れ込み、どこにたまったのかがおおよそ読み取れました。アパート床下の漏水は、こうした「水の通り道」と「たまり場」を見極めることが、その後の乾燥計画を立てるうえで欠かせません。砂利と泥に覆われた現場は、それだけ多くの情報を残してくれていたとも言えます。

    床下に充満したカビ臭い空気

    床下にこもっていたカビ臭は、漏水後の床下で起こりがちな現象です。湿った木材や土に微生物が活動し始めると、特有のにおいが発生します。

    なぜカビ臭いがこれほど強く出るのかというと、床下が湿気の逃げにくい閉鎖的な空間だからです。風が通らず、湿度の高い空気がよどんで滞留する。そこへ漏水による水分が加われば、カビにとってこれ以上ない繁殖環境が整ってしまいます。

    このにおいは、単に「不快」というだけの問題ではありません。床下のカビ臭が床の隙間や配管まわりから室内へ上がってくれば、住む人が日常的に吸い込むことになります。アパートのように複数の世帯が暮らす建物では、入居者の生活環境にも関わってきます。だからこそ、においの元になっている湿気とカビを、根本から処理する必要があるのです。

    含水率検査と目視調査でわかったこと|

    今回の現地調査は、含水率検査と目視調査を中心に約1時間で実施しました。短い時間でしたが、床下の状態を数値で押さえ、今後どれだけの工程が必要かを判断するには十分な情報が得られました。

    目視だけでは「濡れている」「カビ臭い」という感覚的な情報にとどまりがちです。そこに含水率という数値を重ねることで、「どの程度濡れているのか」「乾燥にどれくらいかかりそうか」を客観的に語れるようになります。建築会社さまやアパートオーナーさまに状況を正確にお伝えするうえで、この数値は共通言語の役割を果たします。

    土台・大引きの含水率は75%超え|高含水率という危険信号

    検査の結果、もっとも注意が必要だったのは木部の含水率でした。土台や大引きの含水率は、75.4%と75.3%を計測。これは高含水率と呼ぶべき、かなり高い水準です。

    木材の含水率がここまで上がっているという事実は、漏水で入り込んだ水分が木部の内部までしっかり浸透していることを意味します。一般的に、木材は含水率が高い状態が続くほど腐朽菌やカビが活動しやすくなると言われています。75%を超える数値は、速やかな対策が必要な状態でした。

    ここで大切なのは、この数字を見て「すぐに乾く」とは考えないことです。表面を拭いたり一時的に風を当てたりするだけでは、内部にしみ込んだ水分は抜けきりません。高含水率の木部を本当の意味で乾かすには、相応の時間と環境づくりが要ります。この一点が、のちほどお話しする「工期」の議論につながっていきます。

    基礎コンクリートの含水率も上限値|飽和に近い床下

    木部だけでなく、基礎コンクリートも見逃せない状態でした。コンクリート用の含水率計で測定したところ、数値は測定器の上限である6.5%に振り切れました。

    コンクリートの含水率は木材とは別のスケールで測りますが、その上限値に達したということは、基礎が水分でほぼ飽和した状態に近いと考えられます。つまり、木部だけでなく床下全体が水を抱え込んでいたわけです。

    この状況をふまえると、乾燥の対象は木部だけではないことがわかります。基礎や土からも湿気が上がってくる環境では、木部だけ表面的に乾かしても、周囲からじわじわと水分が戻ってきてしまいます。床下漏水の乾燥が一筋縄ではいかないのは、こうして「床下という空間ごと」湿ってしまうからです。含水率の数値は、その難しさをはっきりと物語っていました。

    高含水率の床下を放置するとどうなるのか

    高含水率の床下を、乾燥が不十分なまま仕上げてしまうとどうなるのか。端的に言えば、建物にとっても住む人にとっても、後々大きな負担になりかねません。

    理由はシンプルで、水分とカビの問題は、表面を整えただけでは解決しないからです。見た目がきれいになっても、内部に水分が残っていれば、そこを起点にカビや腐朽が再び動き出します。だからこそ私たちは、目に見える部分よりも、数値で示される含水率を重視しています。

    木材腐朽とカビ繁殖が建物の寿命を縮める

    まず心配なのが、建物そのものへの影響です。木材が高含水率のままだと、腐朽菌が活動し、土台や大引きといった建物を支える重要な部材が傷んでいくおそれがあります。

    土台や大引きは、いわば建物の足腰にあたる部分です。ここが弱れば、建物全体の耐久性に影響が及びかねません。漏水という一見ローカルなトラブルが、放置によって構造の問題へと発展してしまう。これは決して大げさな話ではなく、湿気を抱えた床下で実際に起こりうる流れです。

    さらにカビが繁殖すれば、木部の劣化はいっそう進みやすくなります。新築・築浅のアパートであっても、床下漏水を軽く見ると建物の寿命を縮めてしまう。だからこそ、含水率を下げてからカビへの処理を行うという順序が欠かせません。

    カビ臭いは暮らしの質にも関わる

    もう一つ無視できないのが、住む人への影響です。床下にこもったカビ臭いは、床の隙間や配管の貫通部などを通じて室内へ上がってくることがあります。

    アパートは複数の入居者が暮らす建物ですから、においの問題は一室にとどまらず、建物の印象そのものに関わります。内見に来た方が「なんとなくカビ臭い」と感じれば、それだけで敬遠されてしまうこともあるでしょう。空室対策の面から見ても、床下の湿気とカビを放置するメリットはありません。

    においは生活の質に直結する要素です。窓を開けても消えない、消臭剤でごまかしてもぶり返す。そうしたカビ臭いの多くは、床下のような見えない場所に原因が潜んでいます。表面の掃除では届かないからこそ、専門業者による調査と処理が役に立ちます。

    「1日で除カビ処理」は本当に可能か|

    今回の現場では、工期をめぐる難しい判断が求められました。アパートオーナーさまの確認日に合わせて工程が組まれており、当初は「急ぎで除カビ処理をしてほしい」「できれば1日で」というご要望をいただいたのです。

    私たちがお伝えしたのは、「できることなら2日いただきたい」という正直な見立てでした。スピードを求められる気持ちは痛いほどわかります。それでも、床下漏水の現場では、無理に詰め込んだ工程が結果的に品質を損なってしまうことがあるのです。

    なぜ乾燥を除いて除カビ処理が2日必要だとお伝えしたのか

    1日作業の打診をいただいたうえで、あえて2日を提案したのには理由があります。今回の床下は広さも被害の範囲もそれなりにあり、1日でやり切れる作業には限りがあると判断したからです。

    除カビ処理は、カビを除去する作業そのものに加えて、その効果を引き出すための下地づくりが欠かせません。砂利や泥の片付け、状態の確認、乾燥の段取りなど、一つひとつ丁寧に進める必要があります。これらを1日に押し込めば、どこかにしわ寄せがいきます。

    特に今回は、土台や大引きの含水率が75.%超えという高含水率でした。とにかく乾燥が必要な状態です。濡れたままの木部にいくら表面的な処理を施しても、湿気が残っていればカビは再び動き出しかねません。だからこそ、乾燥の時間をきちんと確保したうえで作業を組み立てるべきだと、率直にお伝えしました。

    含水率20%という目標は短期間で届くのか

    オーナーさまの立ち会い当日までに「含水率を20%まで下げたい」というご希望もありました。目標として理解できる数字ではありますが、今回の短い工程の中で達成するのは現実的ではない、というのが私たちの見解でした。

    なぜそう判断したのか。75%超の高含水率から20%付近まで木部を乾かすには、相応の乾燥期間が必要だからです。基礎コンクリートも飽和に近い状態で、床下全体が湿気を抱えていました。周囲から水分が戻ってくる環境では、数字を一気に落とすのは簡単ではありません。

    ここで無理に「できます」と請け負うのは、私たちの流儀ではありません。できないことをできると言って工程だけ消化しても、本当の意味で床下は良くならないからです。むしろオーナーさまには、もう少しゆとりのある工程をいただいてくださいと、はっきりお願いしました。お客さまの希望にうなずくより、現場の事実を正直にお伝えすることのほうが、結果的に建物と入居者を守ることにつながると考えています。

    建築会社が下した賢明な判断

    ※写真は床合板の含水率です。私たちの見立てをお伝えしたあと、後日、建築会社さまから「工程を見直す」とのご連絡をいただきました。この判断を、私たちはとても賢明だと受け止めています。

    短い工期で形だけ整えるのではなく、乾燥に必要な時間を確保するほうへ舵を切る。一見すると遠回りに思えるかもしれませんが、床下漏水の対応では、この「急がば回れ」の姿勢こそが建物を長持ちさせます。

    工期を見直すという決断

    工期の見直しは、関係者全員にとって勇気のいる決断です。オーナーさまの予定、入居の段取り、コスト。さまざまな事情が絡むなかで、あえて時間をかける選択をするのは簡単ではありません。

    それでも建築会社さまは、含水率の数値という客観的な根拠をふまえ、適切な工程を組み直す道を選んでくださいました。現場の事実に向き合い、無理を通さない信頼できる対応だと感じました。

    私たちカビ専門業者の役割は、こうした判断のための材料を、正確にお渡しすることだと考えています。含水率検査と目視調査でわかったことを、過不足なくお伝えする。その情報が、関係者の納得のいく意思決定につながれば何よりです。

    清掃・乾燥・除カビ処理までの流れ

    工程にゆとりが生まれれば、本来あるべき手順で進められます。まずは床下にたまった泥やゴミを清掃し、漏水の影響範囲を整理します。そのうえで、高含水率の木部や基礎をしっかり乾燥させていきます。

    含水率が十分に下がってきたら、カビへの処理に移ります。乾燥でカビが活動しにくい状態をつくってから、除カビ処理でカビを除去する。この順番を守ることが、仕上がりの持ちを大きく左右します。濡れたまま処理を急いでも、湿気が残っていればカビは戻ってきてしまうからです。だからこそ、乾燥を待ってから処理に入る段取りが欠かせません。

    床下漏水の対応は、乾燥という地味な工程をどれだけ丁寧にできるかで結果が変わります。派手さはありませんが、ここを省かないことが、建物と入居者を守る一番の近道です。今回の現場が良い方向へ進んだのも、関係者がこの順序の大切さを共有できたからにほかなりません。

    床下漏水のサインを見逃さないために|アパート管理で気をつけたいこと

    今回のように建築会社さまが早めに動けたケースは、結果として被害を抑えられます。一方で、床下漏水は発見が遅れがちなトラブルでもあります。日頃から小さなサインに気づけるかどうかが、その後の対応コストを大きく左右します。

    なぜ発見が遅れるのか。床下は普段、誰の目にも触れない場所だからです。水道管や排水まわりからじわじわと漏れていても、室内からは気づきにくく、異変が表に出てくる頃には木部の含水率がかなり上がっている、ということが起こります。だからこそ、室内側に現れるわずかな変化を手がかりにすることが大切になります。

    こんな変化があれば床下漏水を疑う

    まず分かりやすいのが、においの変化です。これまで気にならなかった場所から、ふとカビ臭いを感じるようになったら要注意です。床に近い位置でにおいが強まる場合は、床下に湿気がこもっているサインかもしれません。

    次に、床の感触です。歩いたときに以前よりも沈む感じがする、きしむ音が増えた、といった変化は、床下の木部が水分を含んで傷み始めているおそれを示します。アパートのように人の出入りが多い建物では、こうした小さな違和感が早期発見の入り口になります。

    加えて、壁や床まわりのシミ、結露の増加、原因のはっきりしない湿っぽさなども見逃せません。一つひとつは些細でも、重なれば床下漏水の可能性が高まります。気になったら、まずは含水率検査と目視調査で現状を確認するのが確実です。

    早期調査が建物と入居者を守る

    床下漏水は、早く見つけて早く手を打つほど、選べる対応の幅が広がります。含水率が上がりきる前なら、乾燥にかかる時間も、傷んだ部材への対処も、軽く済むことが多いからです。

    今回の成田市のアパートでも、建築会社さまが早めに相談してくださったおかげで、適切な工程へと舵を切り直すことができました。逆に発見が遅れていれば、木材腐朽が進み、土台や大引きの補修まで必要になっていたかもしれません。早期調査の価値は、まさにこの「選択肢の多さ」にあります。

    アパートを管理されているオーナーさまにとって、床下の健全さは資産価値そのものに直結します。カビ臭いや床の違和感といったサインに気づいたら、様子を見すぎず、早めに専門業者へご相談ください。小さな一歩が、大きな被害を防ぎます。

    床下漏水・カビ調査でよくあるご質問

    ここでは、アパート床下や床下漏水のカビ調査について、お客さまからよくいただくご質問にお答えします。千葉県内で同じようなお悩みを抱える建築会社さま・オーナーさまの参考になればと思います。

    Q. 床下が濡れたら、自然に乾くのを待てばいいですか?

    待つだけで解決するとは限りません。床下は風が通りにくく、湿気がこもりやすい空間です。とくに含水率が75%を超えるような高含水率では、自然乾燥だけで十分なレベルまで下がるのに非常に長い時間がかかることがあります。その間にカビや腐朽が進めば、被害はかえって広がります。早めに含水率を測り、状態に応じた乾燥計画を立てることをおすすめします。

    Q. カビ臭いだけなら、掃除で消せますか?

    表面の掃除でにおいが軽くなることはありますが、根本の解決にはなりにくいのが実情です。床下のカビ臭いは、湿った木部や土でカビが活動していることが原因のケースが多く、においの元が見えない場所にあります。掃除や消臭でぶり返す場合は、床下の湿気とカビそのものに対処する必要があります。気になる段階で一度調査をご検討ください。

    Q. 床下が濡れたら、自然に乾くのを待てばいいですか?

    待つだけで解決するとは限りません。床下は風が通りにくく、湿気がこもりやすい空間です。とくに含水率が75%を超えるような高含水率では、自然乾燥だけで十分なレベルまで下がるのに非常に長い時間がかかることがあります。その間にカビや腐朽が進めば、被害はかえって広がります。早めに含水率を測り、状態に応じた乾燥計画を立てることをおすすめします。

    成田市・千葉県全域の床下漏水・カビ調査はカビバスターズ東京へ

    千葉県成田市のアパートで起きた床下漏水のように、被害が見えにくい床下のトラブルこそ、早めの調査が肝心です。カビバスターズ東京は、含水率検査と目視調査で現場の状態を数値とともに正確に把握し、無理のない工程をご提案します。

    床下から漂うカビ臭いに気づいたとき、不安なのはあなただけではありません。「これって大丈夫なのかな」と感じたその違和感は、たいてい正しいものです。私たちは、漏水で濡れた床下や高含水率の木部を数多く見てきました。まずは現状を正しく知ることから始めましょう。あなたの建物に何が起きているのか、わかりやすくお伝えします。

    そして、もし確認日や工期が迫っているなら、迷っている時間が惜しい状況かもしれません。床下漏水は、放置するほど木材腐朽やカビ繁殖が進み、対応の選択肢が狭まっていきます。お急ぎの際はフリーダイヤルへ。状況をうかがい、必要な調査と段取りをすぐにご案内します。動き出しが早いほど、建物も入居者も守りやすくなります。

    私たちは、できることとできないことを正直にお伝えする専門業者です。含水率20%という目標が短期間では難しいなら、その理由もはっきりお話しします。耳ざわりの良い約束より、現場の事実に基づいた最適な工程を。成田市をはじめ千葉県全域の床下漏水・カビ調査は、経験豊富なカビバスターズ東京にお任せください。

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